2月1日(木)、本屋大賞実行委員会より、21回目となる「2024年本屋大賞」のノミネート10作品が発表されました。
【ノミネート10作品】
書 名 | 著 者 | 出版社 |
『黄色い家』 | 川上未映子 | 中央公論新社 |
『君が手にするはずだった黄金について』 | 小川哲 | 新潮社 |
『水車小屋のネネ』 | 津村記久子 | 毎日新聞出版 |
『スピノザの診察室』 | 夏川草介 | 水鈴社/文藝春秋 |
『存在のすべてを』 | 塩田武士 | 朝日新聞出版 |
『成瀬は天下を取りにいく』 | 宮島未奈 | 新潮社 |
『放課後ミステリクラブ (1)金魚の泳ぐプール事件』 | 知念実希人 | ライツ社 |
『星を編む』 | 凪良ゆう | 講談社 |
『リカバリー・カバヒコ』 | 青山美智子 | 光文社 |
『レーエンデ国物語』 | 多崎礼 | 講談社 |
ほんのひきだしでは、ノミネート作の作家のインタビューや、これまでの著作のインタビューなどの関連記事を合わせて掲載しています。ぜひ、これらの記事をご参考に、2024年本屋大賞ノミネート作品をご一読いただき、自分なりの本屋大賞を決めてみてはいかがでしょうか。
なお、三省堂書店では2月15日(木)の20:00~21:30に、本屋大賞実行委員会理事でブックジャーナリストの内田剛さんによるオンラインの講演会「本屋大賞ノミネート作発表記念!まだ読んでない人のために解説します読書会」を無料で開催します。詳細・お申し込みはこちらから。
『黄色い家』
著者:川上未映子
発行所:中央公論新社
発売日:2023年2月
判型:A5判
定価:2,090円(税込)
ISBN:9784120056284
【関連記事】
・尾道の書店・啓文社が、川上未映子さんチョイスの「『黄色い家』ブレンド」珈琲を発売
『君が手にするはずだった黄金について』
著者:小川哲
発行所:新潮社
発売日:2023年10月
判型:四六判
定価:1,760円(税込)
ISBN:9784103553113
【関連記事】
・作家「小川哲」が主人公の『君が手にするはずだった黄金について』が10/18に発売!朝井リョウさん、宇垣美里さんからコメントも
『水車小屋のネネ』
著者:津村記久子
発行所:毎日新聞出版
発売日:2023年3月
判型:四六判
定価:1,980円(税込)
ISBN:9784620108629
『スピノザの診察室』
著者:夏川草介
発行所:水鈴社発行/文藝春秋発売
発売日:2023年10月
判型:四六判
定価:1,870円(税込)
ISBN:9784164010068
『存在のすべてを』
著者:塩田武士
発行所:朝日新聞出版
発売日:2023年9月
判型:四六判
定価:2,090円(税込)
ISBN:9784022519320
【関連記事】
・ネットでは得られないリアルを描く『朱色の化身』!塩田武士さんが切り拓く新ジャンル「リアリズム小説」
『成瀬は天下を取りにいく』
著者:宮島未奈
発行所:新潮社
発売日:2023年3月
判型:四六判
定価:1,705円(税込)
ISBN:9784103549512
【関連記事】
・【宮島未奈さんの書店との出合い】『成瀬は天下を取りにいく』静岡書店大賞受賞で感じた故郷の温かさ
・第11回静岡書店大賞(小説部門)に、宮島未奈さん『成瀬は天下を取りにいく』!
・読書メーター OF THE YEAR 2023-2024、第1位は『成瀬は天下を取りにいく』!本好きが選ぶ年間総合ランキング発表
・滋賀に新ヒーロー誕生!『成瀬は天下を取りにいく』R-18文学賞で史上初トリプル受賞の話題作:わが店のイチオシ本(vol.58 本のがんこ堂野洲店)
『放課後ミステリクラブ (1)金魚の泳ぐプール事件』
著者:知念実希人
発行所:ライツ社
発売日:2023年6月
判型:四六判
定価:1,210円(税込)
ISBN:9784909044457
【関連記事】
・作家・知念実希人さんが書店で「サンタクロース」に!紀伊國屋書店新宿本店を歩いて選んだ10冊とは……?
・知念実希人の最新刊が早くもベストセラーに!川栄李奈主演でドラマ化『となりのナースエイド』
『星を編む』
著者:凪良ゆう
発行所:講談社
発売日:2023年11月
判型:四六判
定価:1,760円(税込)
ISBN:9784065327869
【関連記事】
・凪良ゆう『星を編む』インタビュー:本屋大賞受賞作『汝、星のごとく』と続編に込めた「正しい答えは必要ない」という思い
・凪良ゆうさんが「汝、星のごとく」花火大会で思わず涙!「『誰かの特別な一冊』をこれからも書き続けたい」
・「人はわかり合えない」を出発点に真正面から恋愛を描く『汝、星のごとく』凪良ゆうインタビュー
・第20回本屋大賞は凪良ゆう『汝、星のごとく』!2度目の「書店員が選んだいちばん!売りたい本」に
『リカバリー・カバヒコ』
著者:青山美智子
発行所:光文社
発売日:2023年9月
判型:四六判
定価:1,760円(税込)
ISBN:9784334100520
【関連記事】
・青山美智子『お探し物は図書室まで』が米『TIME』の「2023年の必読書100冊」に選出!
『レーエンデ国物語』
著者:多崎礼
発行所:講談社
発売日:2023年6月
判型:四六判
定価:2,145円(税込)
ISBN:9784065319468
【関連記事】
【Vol.1:多崎礼】編集者が注目!2024年はこの作家を読んでほしい!
本屋大賞とは
「本屋大賞」は、新刊書の書店(オンライン書店も含みます)で働く書店員の投票で決定するものです。過去1年の間、書店員自身が自分で読んで「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票します。
2024年本屋大賞は、2023年12月1日(金)~2024年1月8日(月)に一次投票が行われ、全国530書店の736人の書店員が投票しました。その集計の結果、上位10作品を「2024年本屋大賞」ノミネート作品として決定。2月1日(木)~29日(木)まで二次投票を受け付け、その投票の結果、大賞作が決定されます。
大賞は4月10日(水)に発表される予定です。