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読書メーター OF THE YEAR 2023-2024、第1位は『成瀬は天下を取りにいく』!本好きが選ぶ年間総合ランキング発表

12月13日(水)、日本最大級の読書コミュニティー「読書メーター」から「読書メーター OF THE YEAR 2023-2024」が発表されました。
本企画は、2023年10月までの1年間で読書メーターに投稿された感想・レビューをもとに、「今年最も注目を集めた10冊」を選出したもの。“本好き”が選ぶ年間総合ランキングとして、読者の投票で順位が決定しました。



 

第1位は宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』

成瀬は天下を取りにいく
著者:宮島未奈
発売日:2023年03月
発行所:新潮社
価格:1,705円(税込)
ISBNコード:9784103549512

第1位に輝いたのは、宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』でした。本作は、短編作「ありがとう西武大津店」で第20回「女による女のためのR-18文学賞」の大賞を受賞した宮島さんのデビュー作で、前出の大賞受賞作を含む6作を収録した連作短編集です。わが道を進む成瀬あかりを中心に描かれた作品で、投票では「読書メーターでも天下を取ってほしい」など読者から熱いコメントとともに票が集まりました。

中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。さらにはM-1に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。今日も全力で我が道を突き進む成瀬から、誰もが目を離せない! 話題沸騰、圧巻のデビュー作。

(新潮社公式サイト『成瀬は天下を取りにいく』より)

著者・宮島未奈さんのコメント

投票してくださった皆さまに感謝申し上げます。
『成瀬は天下を取りにいく』は無名の新⼈のデビュー作として、今年の3⽉に発売しました。果たしてわたしの作品がどのように受け⽌められるのか、⾃らも本好きの⼀⼈として、とても気になっていました。
ふたを開ければ半年で10万部を達成。主⼈公の成瀬あかりにはたくさんのファンがつきました。これも読メユーザーの皆さまがクチコミで広めてくださったおかげです。来年の1⽉には続編となる『成瀬は信じた道をいく』が発売となります。パワーアップした成瀬をお楽しみください。

 

■あわせて読みたい

滋賀に新ヒーロー誕生!『成瀬は天下を取りにいく』R-18文学賞で史上初トリプル受賞の話題作:わが店のイチオシ本(vol.58 本のがんこ堂野洲店)
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読書メーター OF THE YEAR 2023-2024 年間おすすめ本総合ランキング

1位『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈 (新潮社)
2位『⽉の⽴つ林で』 ⻘⼭美智⼦(ポプラ社)
3位『この夏の星を⾒る』辻村深⽉(KADOKAWA)
4位『しろがねの葉』千早茜(新潮社)
5位『⽊挽町のあだ討ち』永井紗耶⼦(新潮社)
6位『名探偵のままでいて』⼩⻄マサテル(宝島社)
7位『リバー』奥⽥英朗(集英社)
8位『無⼈島のふたり: 120⽇以上⽣きなくちゃ⽇記』⼭本⽂緒(新潮社)
9位『川のほとりに⽴つ者は』寺地はるな (双葉社)
10位『ゴリラ裁判の⽇』須藤古都離(講談社)

▶本好きが選んだイチオシの1冊「読書メーター OF THE YEAR 2023-2024」

 

ランキング発表を記念して、1,000冊プレゼントキャンペーンも実施

「読書メーター OF THE YEAR 2023-2024」の結果発表を記念して、総合ランキング10位までの作品をそれぞれ100名様、合計1,000冊をプレゼントするキャンペーンが実施されます。応募期間は2023年12⽉13⽇(⽔)の12:00から12⽉25⽇(⽉)の12:00までで、読書メーターの会員登録(無料)をすると応募可能です。

詳細はキャンペーン応募ページをご覧ください。

▶1,000冊プレゼントキャンペーン応募ページ