本の魅力を再発見できるフェスティバルでビブリオバトルなど実施
6月20日(金)、中高生が本に親しむ機会を創出する「SAGA本恋プロジェクト」が始動し、特設サイトや公式SNSがオープンとなりました。
本プロジェクトは、佐賀県内の中高生に向けて、本に親しみ読書の楽しさを広げる取り組みです。メインイベントは、2025年11月9日(日)に開催の「SAGA本恋フェス ―キミと本が恋に落ちる日―」で、同イベントで実施される“ビブリオバトル”の大会へ向けて、8月から10月にかけて、県内の中高生を対象としたビブリオバトルの講習会と地区予選会が行われます。
これに先立ち、6月20日(金)に、特設サイトや公式SNSが開設されました。
【SAGA本恋プロジェクト】特設サイト/公式SNS
〉特設サイト
〉Instagram
〉TikTok
なお、このプロジェクトは出版取次の日本出版販売が、佐賀県より「令和7年度SAGA本恋プロジェクト事業」を受託し運営するものです。本プロジェクトでは、運営を通じて、佐賀県をはじめ県内の学校・図書館・書店といった関係機関との協働による読書推進に取り組み、地域全体で本に親しむ文化の醸成が図られます。
「SAGA本恋プロジェクト」概要
佐賀県では、子どもの発達段階(乳幼児期、小学生期、中学生期、高校生期)に応じ、地域・家庭・学校と連携して読書への関心を高め、読書習慣の形成を図っています。「SAGA本恋プロジェクト」は、ビブリオバトルを中心とした読書に関連するイベントの開催により、県内の中高生に読書の楽しさを体感してもらうなど、誰もが本に親しむ機会を創出し、県内の読書推進の機運醸成を図ることを目的としています。
①ビブリオバトル
ビブリオバトルは、参加者がそれぞれおすすめの本を持ち寄り、その本の魅力をプレゼンテーション形式で紹介した後、参加者全員の投票によって「一番読みたくなった本」を決定する本の紹介コミュニケーションゲームです。
まずは、参加する県内の中高生と教育関係者を対象に、8月に、小説紹介クリエイターのけんごさんとビブリオバトル普及委員会理事の佐藤慧さんが講師として現地やオンラインにて登壇(予定)し、基本的なルールの理解から実践までを紹介する講習会が開催されます。その後、県内各地での地区予選会を経て、11月9日(日)開催の「SAGA本恋フェス」で、中学生の部と高校生の部の準決勝と決勝大会が行われます。
なお、ビブリオバトル決勝大会の各部優勝者には、佐賀県代表として、活字文化推進会議が主催する「全国中学ビブリオバトル」「全国高校ビブリオバトル」への出場権が与えられます。
※講習会や予選会の詳細スケジュールはこちらをご確認ください
②本の魅力を再発見できるフェスティバル
「SAGA本恋フェス ―キミと本が恋に落ちる日―」開催
ビブリオバトル全国大会への出場者を決める準決勝・決勝大会のほか、作家やクリエイターによるトークライブ、地域のさまざまな書店が集うブックマルシェなどを通して、本の魅力を再発見できる、1日限りのフェスティバルです。多彩な飲食や体験型コンテンツの提供も予定されています。
日時:2025年11月9日(日)
会場:アバンセ(佐賀市天神3-2-11)
どんどんどんの森ふれあい広場(佐賀市天神3-2)
※イベントの詳細は「SAGA本恋プロジェクト」特設サイトなどで順次発表予定です
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