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第9回あゆみCOMIC大賞は『税金で買った本』に決定!普段は見えない裏側がわかって面白い、図書館お仕事漫画!

リブロプラスが展開するあゆみBOOKS・文禄堂は、「あゆみCOMIC大賞」の第9回受賞作を発表し、『税金で買った本』が大賞となりました。

税金で買った本 1
著者:ずいの 系山冏
発売日:2021年12月
発行所:講談社
価格:726円(税込)
ISBNコード:9784065261682

あゆみCOMIC大賞は、あゆみBOOKS・文禄堂のほか、オリオン書房、リブロなど、リブロプラスが展開する書店全店のコミック担当者が選考に参加し、独自の視点で「自分たちの手で多く売っていきたい渾身のおすすめ作品」を選ぶもの。

第9回となる今回は、2022年1月1日から2022年12月31日に発表された作品のうち、巻数が5巻までのものを対象に、「これは2022年の最高傑作だった」「もっとたくさんの人に読んでもらいたい」と思うものをリブロプラス全店のコミック担当者から募集。その推薦をもとに最終候補作を絞ったうえで、投票によって大賞作・入賞作を決定しました。

みごと大賞に輝いた『税金で買った本』は、小学生のとき以来、久しぶりに図書館を訪れたヤンキーの石平くんが、10年前に借りた本を失くしていたことをきっかけにあれよあれよとアルバイトをすることになる、読むと図書館に行きたくなる作品です。

本作は第5巻まで発売されており、第6巻は3月6日(月)に発売予定です。


税金で買った本 6
著者:ずいの 系山冏
発売日:2023年03月
発行所:講談社
価格:726円(税込)
ISBNコード:9784065307090

なお同作と入賞作の計4タイトルは、3月1日(水)よりあゆみBOOKS・文禄堂のほか、オリオン書房、リブロ、CROSSBOOKSなどでフェア展開される予定です。

 第9回大賞受賞作
『税金で買った本』(原作:ずいの、漫画:系山冏/講談社)

入賞
『うみべのストーブ 大白小蟹短編集』(大白小蟹/リイド社)
『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』(地主/スクウェア・エニックス)
『ホテル・メッツァペウラへようこそ』(福田星良/KADOKAWA)

 

前回は『九条の大罪』が大賞に

第8回あゆみCOMIC大賞は『九条の大罪』に決定!“法と感情のはざまで揺り動かされる”作品

歴代のあゆみCOMIC大賞受賞作
第1回(2013年)『僕は問題ありません』(宮崎夏次系/講談社)
第2回(2014年)『夕空のクライフイズム』(手原和憲/小学館)
第3回(2015年)『百万畳ラビリンス』(たかみち/少年画報社)、『プリンセスメゾン』(池辺葵/小学館)
第4回(2016年)『ダンス・ダンス・ダンスール』(ジョージ朝倉/小学館)、『兎が二匹』(山うた/新潮社)
第5回(2017年)『青のフラッグ』(KAITO/集英社)
第6回(2019年)『ベランダは難攻不落のラ・フランス』(衿沢世衣子/イースト・プレス)
第7回(2020年)『怪獣8号』(松本直也/集英社)
第8回(2021年)『九条の大罪』(真鍋昌平/小学館)

 

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