『りなてぃの30分で完成！ 簡単3品献立』、考えない、すぐできる「おいしい節約献立」が盛りだくさん！

6月26日（月）、第10回となる2023年度「料理レシピ本大賞 in Japan」の一次選考通過タイトルが発表されました（関連記事）。

総エントリー数134作品の中から一次選考を通過したのは、料理部門・大賞の全30作品、お菓子部門・大賞の全5作品、料理部門・ジャンル賞（こどもの本賞、エッセイ賞、コミック賞）の全15作品。一部の書店店頭では、それら候補作を集めたフェアがスタートしています。

ほんのひきだしでは、一次選考を通過したタイトルの中から話題のレシピ本を、短期連載形式でご紹介します。ぜひ、書店店頭に足を運んで本書を手に取り、気になる料理にトライしてみてください。

「料理レシピ本大賞」は、出版社各社がエントリーした料理レシピ本から、書店員と料理専門家が「わかりやすく作りやすい」「日本の食文化や食育に貢献できる」「おいしい、お客様に薦めたいと感じる」などの基準で投票し、得票数で受賞作を決定するものです。受賞作品の発表は、9月12日（火）の予定です。

【Vol.7】料理部門・大賞ノミネート作『りなてぃの30分で完成！ 簡単3品献立』

今回、ご紹介するのは、料理部門・大賞にノミネートされている、RINATY（りなてぃ）さんの『りなてぃの30分で完成！ 簡単3品献立』（宝島社）です。

りなてぃの30分で完成！ 簡単3品献立

著者：RINATY（りなてぃ）
発売日：2022年7月
発行所：宝島社
判型：AB判
定価：880円（本体価格800円）
ISBN：9784299032805

３日間×10パターン掲載で、もう献立に困らない！！

2022年３月に結婚の報告をし、仕事と家庭生活の両立でますます多忙となったりなてぃさんが、「炊飯器のスイッチを入れ、ご飯が炊きあがる30分の間にできる」簡単３品献立を提案しています。

『りなてぃの30分で完成！ 簡単3品献立』の目次

本書の特長は、３日間の献立をあらかじめ決め、買い物は３日に１回にして食材を使い切ることで「考えない」「すぐできる」「我慢・無理しない」「おいしい節約献立」が満載されているところです。

もちろん、りなてぃさんらしいご飯がすすむボリュームたっぷりの豪華さは、さらにパワーアップしています。

作りおきの常備菜、サッと作れる簡単レシピ、下味冷凍レシピ、節約食材レシピなど、忙しい毎日に役立つ節約・時短のレシピが盛りだくさんです。

野菜の切れ端なども上手に使って、おいしくて見栄えのいい節約レシピを実現。「あと1品！」が簡単に、今あるもので作れます。

『りなてぃの30分で完成！ 簡単3品献立』のオススメ料理3品！

では、本書から著者オススメの料理3品とそのレシピをご紹介します。1品目は、「もやしと豚肉の旨ダレ献立」です。

「炒めもやしと豚肉の旨ダレ温玉のせ」は、お肉も野菜もたっぷりと反響の多いレシピです。温玉はあらかじめ作っておけば、後で慌てずにすみます。

もやしやキャペツ、にんじん、豚肉などの王道節約食材をフル活用し、 コスパ重視でもおいしい献立に仕上がりました。 家計も家族も喜ぶこと間違いなしの一品です。

2品目は、「根菜と鶏肉の甘酢炒め献立」です。

メインのおかずは、ほくほくシャキシャキの食感も、彩りもいい「さつまいもとれんこんと鶏肉の甘酢炒め」。生のれんこんでも皮をむけば、同様の手順でできます。また、鳥のもも肉ではなく、むね肉を使うと節約にもなります。

副菜の「きゅうりとミニトマトの中華ツナサラダ」は、あわせ調味料に合わせるだけ。汁ものの「ほうれん草と卵とコーンの中華風スープ」は、軽く水に浸してほうれん草のアクを抜くのがポイントです。どちらも、5分できるのがうれしいですね。

3品目は、「 牛しぐれのにらたま丼献立」です。

ごはんと相性抜群、甘辛な味がたまらない「牛しぐれ丼」がメインです。煮詰めすぎると味が濃くなってしまうので、フライパンに汁気が残る状態でストップするのがポイントです。

副菜はクリーミーな豆腐がおいしい「崩し豆腐のおかかしょうゆマヨサラダ」、汁ものは優しい味の「玉ねぎときのこのかきたま汁」です。かきたま汁は、玉ねぎを炒めると甘みがグッとアップします。

著者から読者、書店員に向けメッセージ

本書のように実用的で斬新な献立が多くの女性に支持される、りなてぃさんから、読者や書店員の皆様にメッセージを寄せていただきました。