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『そういうゲーム』刊行記念!ヨシタケシンスケさんと尾崎世界観さんの対談動画が公開中|『メメンとモリ』に続く「生きる」をテーマにした絵本第2弾

ヨシタケシンスケ『そういうゲーム』

あなたのゲームは、どういうゲーム?

ヨシタケシンスケさんの『そういうゲーム』が2024年11月に発売されました。

本作は、「生きる」をテーマにした『メメンとモリ』に続く作品で、いつものカラフルでユーモアあふれる作風とは異なり、著者初の全編モノクロ作品となります。

いろいろ考えすぎてつらくなってしまう人が、「自分だけじゃない」と感じ、人生をゲームに見立てることで日々をやり過ごすきっかけを見つける、ヨシタケ流「生きるためのベンリな考え方」ヒント集です。「閉塞感」「やりきれなさ」と向き合う、ちょっとむきだしのヨシタケさんの作品を、ぜひ書店で手に取ってお楽しみください。

 

ヨシタケシンスケ『そういうゲーム』『そういうゲーム』
著者:ヨシタケシンスケ
発売日:2024年11月20日
発行所:KADOKAWA
定価:1,540円(税込)
ISBN:9784041155288

『メメンとモリ』に続く、
ヨシタケシンスケのもうひとつの世界。

毎日いろんなゲームをする。
何があってもゲームをする。
なぜならそういうゲームだから。

ヨシタケシンスケが描く、ゲームとしての日常。
めざせ、高得点。

(KADOKAWA公式サイト『そういうゲーム』より)

 

『そういうゲーム』の中面を公開

ヨシタケシンスケ『そういうゲーム』ヨシタケシンスケ『そういうゲーム』ヨシタケシンスケ『そういうゲーム』
※画像は制作中のものです

 

著者初の長編絵本『メメンとモリ』

前作の『メメンとモリ』は、ラテン語の「メメントモリ」(いつか必ず死ぬことを忘れるな)をテーマに、ヨシタケさんが考える生死観をメメン(姉)とモリ(弟)が語る3つの物語です。生きるとは何か、輪廻転生、どう生きるべきか……など、読めば読むほど心に響く言葉や新しい発見がある作品です。

『メメンとモリ』ヨシタケシンスケ『メメンとモリ』
著者:ヨシタケシンスケ
発売日:2023年5月
発行所:KADOKAWA
定価:1,760円(税込)
ISBN:9784041133958

「生きる意味」や「生きる目的」って必要ですか?

身もふたもない言葉の中にだけ、希望を見出せるときもある。
ヨシタケシンスケが描く「人は何のために生きてるの?」の3つのお話。

・第1話:『メメンとモリとちいさいおさら』
メメンが作ったお皿を割ってしまったモリ。「世界にひとつしかないお皿なのに…」といつまでもクヨクヨしているモリに、メメンは「大丈夫よ、また作ればいいんだから」と励まします。

・第2話:『メメンとモリときたないゆきだるま』
夜のうちに降った雪。メメンとモリは次の日の晴れた朝、張り切ってゆきだるまをつくりました。でも雪は足りず、晴れて溶けかかり、できあがってゆきだるまは想像していたものと違いました。複雑な顔をしてゆきだるまを見つめるメメンとモリ。
でもゆきだるまは、そんなふたりの顔を冷静に見ていたのです。

・第3話:『メメンとモリとつまんないえいが』
つまらない映画を見てしまったメメンとモリ。「時間を損しちゃったね」と話しているうちに、モリは「みんなは楽しいことをしているのに、ぼくだけ損をしているみたい」と思いはじめます。そんなモリにメメンは「いきものはべつに楽しむために生きているわけじゃないからね」と言うのですが……。

(KADOKAWA公式サイト『メメンとモリ』より)

 

ヨシタケシンスケ×尾崎世界観の対談動画「そういうゲームでやりすごせ」が公開中

ヨシタケシンスケ×尾崎世界観の対談動画「そういうゲームでやりすごせ」
『そういうゲーム』の刊行を記念して、ヨシタケシンスケさんとミュージシャンの尾崎世界観さんによる対談動画シリーズ「そういうゲームでやりすごせ」が、2025年3月7日(金)より4週連続で公開されます。

このシリーズでは、2人がさまざまなテーマについて語り合う様子を、YouTubeの「KADOKAWA児童図書チャンネル」で楽しむことができます。対談は全4回に加え総集編が予定されており、以下のようなテーマで展開されます。ぜひチェックしてみてください!

〈公開スケジュール〉

・第1弾:「どうして自分だけこんなに苦しいの?」~孤独や焦りとの向き合い方~(公開中)
・第2弾:「何のために生きているんだろう?」って思ったら~将来への不安~(3月14日公開)
・第3弾:「逃げたいけど逃げられない」~自分の人生、これでいいの?~(3月21日公開)
・第4弾:尾崎さんのお悩み「作りたい作品が作れていればそれでいいはずなのに~」(3月28日公開)
・総集編(4月4日公開)

尾崎世界観

【尾崎世界観 プロフィール】

おざき・せかいかん。1984年東京都生まれ。2001年結成のロックバンド「クリープハイプ」のヴォーカル・ギター。2012年、アルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』でメジャーデビュー。2016年、初の小説『祐介』を書き下ろしで刊行。その他の著書に『苦汁100%』『苦汁200%』『泣きたくなるほど嬉しい日々に』『私語と』など。2020年『母影』に続き、2024年『転の声』でも芥川賞候補に選出された。

 

著者のプロフィール

ヨシタケシンスケ

ヨシタケシンスケ

1973年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。2013年に初の絵本『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)を出版。『りんごかもしれない』で、第61回産経児童出版文化賞美術賞、『つまんない つまんない』(白泉社)の英語版『The Boring Book』で、2019年ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞受賞。ほか、MOE絵本屋さん大賞、キノベス・キッズ!など受賞多数

 

おすすめ絵本10選もご紹介しています!

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