三省堂書店が主催するオンライン講座「三省堂書店めくる塾」が、5月31日(土)に「2025年本屋大賞発表記念!小説がもっと面白くなる読書会」を開催します。この講座では、2025年本屋大賞を受賞した作品『カフネ』の魅力をたっぷり解説します。
さらに今回は特別企画として、『カフネ』の著者・阿部暁子さんをお迎えし、創作の裏話や、まだ熱気も冷めやらない本屋大賞の舞台裏の体験談をメインに書店に対する想いにも迫ります。オンライン開催ですので、どうぞお気軽にご参加ください。
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開催概要
・開催日時:5月31日(土)10:00~11:10(70分)
・講座料金:2,200円(税込)
※オンラインのみ開催(Peatixでの事前登録必要)
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講師:内田剛
内田剛 プロフィール
うちだ・たけし。ブックジャーナリスト、本屋大賞実行委員会理事、ポプラ社「全国学校図書館POPコンテスト」アドバイザー。30年の書店勤務を経て2020年よりフリーに。これまでに書いたPOPは5,000枚以上。ブックレビューの執筆や講演活動、POP講習会を実施。著書に『POP王の本!』がある。
特別ゲスト:阿部暁子
阿部暁子 プロフィール
あべ・あきこ。岩手県出身、在住。2025年本屋大賞受賞作家。2008年『屋上ボーイズ』(応募時タイトルは「いつまでも」)で第17回ロマン大賞を受賞しデビュー。著書に『どこよりも遠い場所にいる君へ』『また君と出会う未来のために』『パラ・ スター〈Side 百花〉』『パラ・スター〈Side 宝良〉』『金環日蝕』『カラフル』などがある。
講師・内田剛さんからのコメント
阿部暁子さんの『カフネ』は、発売前からプルーフ本が増刷されるなど書店員たちから熱い支持を集めていました。2024年5月の発売以降も書店店頭の盛り上げから売れ続け、2025年4月9日に晴れて第22回本屋大賞を受賞。
今回の読書会では、そんな今もっとも勢いのある著者・阿部暁子さんご本人をお迎えして、『カフネ』執筆の裏話はもちろん、受賞して間もない「本屋大賞」体験談や裏話、「本屋」という場所や書店員に対する想いなどをお伺いします。
心を震わす感動の名作『カフネ』はどのようにして生まれたのか? 2008年のデビュー時のことから、話題となった『パラ・スター』、『金環日蝕』など既刊作品にも触れつつ、期待が高まる今後の執筆予定などにも迫ります。
阿部暁子ファンはもちろん、本屋大賞をはじめとする文芸作品に興味のある方々、そして書店を愛する皆さまに向けて、作家と作品の魅力をお伝えしたいと思います。ぜひお気軽にご参加ください。
「三省堂書店めくる塾」とは
「三省堂書店めくる塾」は、三省堂書店がクラブ三省堂会員および読者に向け2023年11月よりスタートした新サービスです。
日頃から三省堂書店をご愛顧いただいている読者の方々のさらなる知的好奇心に応え、著者と読者をつないだ新たな学びの場を提供する書店ならではの試みです。毎月、さまざまなジャンルやテーマでオンライン講座を開催しています。
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