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第2回三服文学賞、文学作品募集中!【締切まで1週間】大賞受賞者にはライターインレジデンス権に加え書籍化も!

第2回三服文学賞では、三服や嬉野温泉に関わりのある7つの事柄(①温泉、②お茶、③うつわ、④日本酒、⑤旅、⑥読むこと、⑦書くこと)をテーマにした文学作品を募集しています(複数テーマにまたがる作品も可)。ジャンルは、エッセイ、小説、詩・短歌・俳句・川柳などで、プロ・アマも問いません。締切は3月17日(日)です(当日消印有効)。

受賞作の発表は2024年5月の予定です。第2回大賞受賞者には“三服作家”としてライターインレジデンス(注)の権利が授与されるほか、大賞作品をもとにオリジナル書籍の制作も行われます。制作された書籍は、BOOKS&TEA三服や嬉野温泉周辺だけで購入することができるご当地本として販売されます。販売収益は今後の三服文学賞の運営に活用されます。

(注):ライターインレジデンス権とは、和多屋別荘に宿泊し、三服で執筆活動を行う権利が1年間得られ、執筆活動を応援するものです。言い換えると1年間いつでも何度でも和多屋別荘に宿泊し、執筆し放題という豪華な内容です。

また、入賞者(1人)には、和多屋別荘パートナー企業の商品、参加者全員には、①和多屋別荘日帰り入浴&「BOOKS&TEA三服」利用チケット、②「BOOKS&TEA三服」リモート選書サービス利用権、③抽選で1名様に和多屋別荘 水明荘 宿泊ペアチケットの3点セットが参加賞として贈呈されます。

三服文学賞は温泉旅館ならではの魅力的な賞品のほか、7つテーマをもとにジャンルは問わず、2,000文字以内という数ある文学賞の中でも比較的少ない文字数で応募できることが大きな特徴です。

嬉野温泉や三服を訪れたことがない方や、普段なかなか文章を書く機会がない方でも応募ができるので、この機会に書く時間を愉しみながらチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

応募概要は以下の通りです。詳細は三服文学賞公式サイトをご確認ください。

応募方法:①郵送 ②Web応募フォーム ③BOOKS&TEA三服入口のBOX(現地)
締切:2024年3月17日(日)※当日消印有効
有効字数:2,000文字以内(400字詰め原稿用紙5枚以内)
郵送先:〒843-0301 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙738 和多屋別荘内 三服文学賞実行委員宛
問い合わせ:三服文学賞実行委員会問い合わせフォームまで

※郵送・現地応募の際はダウンロードした応募用紙の同封が必要です
※WEB応募フォームはこちら

 

三服文学賞とは

三服文学賞は、お茶と本を愉しむための書店「BOOKS&TEA 三服(さんぷく)」(佐賀県嬉野市)を館内に開業した旅館・和多屋別荘が主宰する温泉旅館発の新しい文学賞です。「暮らしのなかに『書く』時間を取り入れる愉しみを共有したい」という想いから2022年に設立されました(関連記事)。

2023年4月には、第1回三服文学賞の大賞作が発表され、大賞賞品である、和多屋別荘で1年間執筆活動を行う権利「1年間のライターインレジデンス権」がSNSを中心に話題になりました。

▲第1回三服文学賞大賞を受賞した平出奔さん(左)と和多屋別荘の代表取締役の小原嘉元さん

 

▲第1回三服文学賞の大賞の授賞式

 

第1回の応募総数は2,170作品。日本全国、アジア、アメリカの4歳~102歳までと幅広い年齢層の1,523人から作品が寄せられました。第1回の大賞を受賞したのは、平出奔さんの「笑っているのがわかる」です。受賞作品はこちらをご覧ください。平出さんはライターインレジデンス権により和多屋別荘に宿泊し、嬉野にまつわる小説を執筆されています。

 

BOOKS&TEA三服について

BOOKS&TEA三服は、佐賀県嬉野市の名産・嬉野茶とともに本を愉しむ時間を提供する、温泉旅館・和多屋別荘のなかにある本屋です。古くから温泉地で文学作品が生まれて親しまれてきたように、嬉野温泉が文学の生まれる地になることを目指して文学賞を設立しました。

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「BOOKS&TEA 三服」施設概要
営業時間:【一般利用】9:00~22:00(最終入場:20:00)/【宿泊者利用】8:00~22:00
定休日なし
お席料(副島園の煎茶付き):大人 1,100円/人、小学生550円/人(小学生未満および宿泊者は無料)
※当店は書店です。書籍ご購入のみのお客さまもお気軽にご来店ください
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