人と本や本屋さんとをつなぐWEBメディア「ほんのひきだし」

人と本や本屋さんとをつなぐWEBメディア「ほんのひきだし」

  1. HOME
  2. 本屋を楽しむ
  3. 本屋の紹介
  4. 【新店舗オープン】埼玉:CHIENOWA BASE|“本だけじゃない、本屋さん” 親子のもうひとつの「居場所」となる書店が朝霞市に開店

【新店舗オープン】埼玉:CHIENOWA BASE|“本だけじゃない、本屋さん” 親子のもうひとつの「居場所」となる書店が朝霞市に開店

10月20日(金)、埼玉県朝霞市の朝霞市役所通り沿いに、一進堂の新店・CHIENOWA BASEがオープンしました。

1947年(昭和22年)にリヤカーでの本の販売からスタートした一進堂は、2010年(平成22年)に「ギフトが選べる街の書店」として理念を刷新し、店舗名も一進堂からCHIENOWA BOOK STOREに変更し、約12年間、東武東上線の朝霞駅構内にて営業していました。

新店のCHIENOWA BASEは、CHIENOWA BOOK STOREを移転リニューアルした店舗で、約10か月の準備期間を経てのオープンとなりました。

 

コンセプトは「もうひとつの『居場所』 フォースプレイス 第4の場所」

開業以来「新しい本屋の形をつくる」をテーマに、書店業を約75年間続けてきた一進堂。CHIENOWA BASEでは、これまでに培ってきた地域や地域企業との連携による【ことづくり】の可能性を武器に、子どもたち・子どもを育てる親世代に【学ぶ場所・ひとづくり】環境を提供していきたいという思いがあるそうです。

店舗のコンセプトは「もうひとつの『居場所』 フォースプレイス 第4の場所」で、「フォース」には、「4番目」という意味での「家庭、学校、仕事の次の第4の場所」や、「力づける」という意味での「新しい学び、体験、つながりを通じて気付きや成長を応援する」という思いが込められています。

CHIENOWA BASEは“本だけじゃない、本屋さん” で、物販から展示、研修施設、飲食エリアまである複合施設です。

1Fには書籍、雑誌、コミックをはじめとしたBOOKコーナーのほか、文具や雑貨、創作やモノづくり活動を支援するためのスペース「クリエイターズBASE」があります。店外にはイベントコミュニティスペースがあり、キッチンカーやマルシェなどのイベントが催されます。

2Fのワークスペースは会議・ワークショップ研修会などでの利用が可能で、アートギャラリーではクリエイターの個展や絵本の原画展などが開催されます。

▼CHIENOWA BASE店内図

【1F】

【2F】



 

店内の様子を写真とともにご紹介!

▼店舗中央に低めの雑誌棚を配置した、店内全体が見通せるレイアウト

CHIENOWA BASE

 

▼クリエイターが雑貨・作品・自費出版などを出品する展示スペース「クリエイターズBASE

 

▼書籍と雑貨(しおりやカバー、お菓子、カレー、コーヒーなど)を一緒に展開する「チエノワセレクト」のコーナー

CHIENOWA BASE

 

▼筆記具やファイル、封筒など幅広いアイテムをそろえた文具コーナー

CHIENOWA BASE

 

▼2Fのアートギャラリーでは、絵画の展示販売など、地域の作家とのコラボレーションを実施
10月20日(金)~12月10日(日)の期間は、イラストレーター・たかはしけいこさんの作品が展示・販売され、ワークショップや似顔絵イベントも開催される

 

この投稿をInstagramで見る

 

たかはしけいこ(@keiko__t)がシェアした投稿

 

▼2Fのワーキングスペースでは、ワークショップや読書会など、さまざまなイベントが開催される

 

店長・佐藤正裕さんのコメント

本が売れなくなり、書店を運営していくことが厳しい時代になりましたが、街の人たちから書店は必要という声を多くいただいています。

ただ、書店に求められるものは以前とは大きく変わっており、単純な商品の売買から、新しい体験や出会い、コミュニティの形成など、複合的な機能を期待している方が多くいると考えています。

そうした方々の意見を参考に、新しい書店の形をお客様と一緒に模索していける場所を作っていきたいと思っています。

 

店舗概要

CHIENOWA BASE

開店日:2023年10月20日(金)
住所:埼玉県朝霞市本町2-7-27
店舗面積:70坪(BOOK 30坪・文具雑貨 5坪・ワークスペース、アートギャラリー 35坪)
営業時間:10:00~19:00
URL:https://chienowa-bs.com/