作家・辻村深月さんのデビュー22周年記念作品となる新たな長篇小説、『ファイア・ドーム(上巻・下巻)』が2026年6月5日に小学館より刊行されます。原稿枚数1,400枚にも及ぶという本作は、著者渾身の現代長篇ミステリーです。
本作は文芸誌「STORY BOX」で2019年6月号から2023年8月号まで全25回にわたり連載されていましたが、単行本化にあたり大幅な加筆、全面的な改稿が施されるとのこと。連載を読まれていた方も、ぜひ改めてお手に取ってみてはいかがでしょうか。
前作『この夏の星を見る』から3年ぶりとなる待望の最新作。刊行までの約1年間、読者とともにカウントダウンを行う特設サイトも開設されています。
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著者コメント
著者のプロフィール
辻村深月
つじむら・みづき。1980年生まれ。2004年6月5日、「冷たい校舎の時は止まる」で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞を受賞。18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞第1位。『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『朝が来る』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『嘘つきジェンガ』『この夏の星を見る』など著書多数。
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