「北斗星」「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」「はまなす」など、北海道を駆け抜けた夜行列車。それぞれが姿を消した今も、その文化は多くの鉄道ファンに愛されています。
そんな夜行列車の姿を収めた写真集『北海道 夜汽車の記憶』が、5月17日(土)に発売されました。
夜行列車の織りなす風景には、時を超えてなお心を惹きつける特別な魅力があります。本書には、夜行列車をこよなく愛した人々の臨場感あふれる乗車記や道中の思い出を綴ったエッセイと、四季折々の情趣あふれる風景を写した写真とが収められており、その魅力を改めて感じることのできる一冊となっています。
あれから10年~記憶の中に寄り添う、それぞれの夜汽車の物語
『北海道 夜汽車の記憶』
著者:番匠克久
発売日:2025年5月17日
発行所:北海道新聞社
判型:B5縦判(オールカラー・96ページ)
定価:1,650円(税込)
ISBN:9784867211625
【著者からのメッセージ】
「北斗星」「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」「はまなす」をはじめ、北海道を駆け抜けた夜行列車の姿を写真に収めました。加えて、列車と人々の旅の営みを伝えるエッセイも掲載し、夜汽車の魅力をより深く感じていただける一冊となっています。「北斗星」の定期運行廃止から10年。2025年という節目の年に出版される本書を、夜汽車を愛するすべての方に捧げます。
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