ヨシタケシンスケの新作スケッチ集が14年ぶりに刊行!
ヨシタケシンスケさんの弱音を集めた新刊『ヨイヨワネ あおむけ編』と『ヨイヨワネ うつぶせ編』が3月19日(水)に同時発売されます。
また、初回限定で2冊セットに特別付録「あおむけとうつぶせのあいだ手帖」を加えた『ヨイヨワネ あおむけ&うつぶせBOX』も発売されます。このBOXには、ヨシタケさんのこだわりがぎっしり詰まっており、プラモデルの箱のような風貌に仕上がっています。
書名のヨイヨワネとは「良い弱音」のことです。『あおむけ編』と『うつぶせ編』はそれぞれ別の編集者がセレクトし、構成されています。そのため、弱音の内容もレイアウトにも違いがあります。『あおむけ編』は、魂が疲れ気味の方を励ましてくれるような、ポジティブな弱音が集まっています。一方、『うつぶせ編』は、しんどさを受け容れ、自分と折り合いをつけるための少しダークな弱音が集まっています。
数々のベストセラー絵本を生み出してきたヨシタケさんの「弱音」とは? ぜひ書店で手に取ってお楽しみください。
『ヨイヨワネ あおむけ編』
著者:ヨシタケシンスケ
発売日:2025年3月19日
発行所:筑摩書房
定価:924円(税込)
ISBN:9784480439659
ヨシタケさんがライフワークとして描きつづけるアイデアスケッチのなかから、近年の作品を選んだスケッチ集。「ヨイヨワネ」とは「良い弱音」という意味です。ネガティブな言葉とみなされがちな「弱音」を反転させ、にやりと笑えてちょっと元気が出る(かもしれない)スケッチ集をつくりました。人生はにがいけれど、救いだってあるんです。「あおむけ編」は、魂が疲れ気味のあなたを励ましてくれる一冊です。
(筑摩書房公式サイト『ヨイヨワネ あおむけ編』より)
▲『ヨイヨワネ あおむけ編』に収録されている「はじめに」より
『ヨイヨワネ うつぶせ編』
著者:ヨシタケシンスケ
発売日:2025年3月19日
発行所:筑摩書房
定価:924円(税込)
ISBN:9784480440143
絵本作家ヨシタケシンスケのスケッチは弱音であふれていました── 不安を言語化し、弱音をはくことは、本人にとって気持ちを健全に保つために良いのかもしれません。しかし、他人の弱音はどうでしょう? おもしろいのか? 何かに貢献するのか? このスケッチ集で、壮大な実験があなたの手から始まろうとしています。「うつぶせ編」は、しんどさを受け容れ、自分と折り合いをつけるための一冊です。
(筑摩書房公式サイト『ヨイヨワネ うつぶせ編』より)
初回限定『ヨイヨワネ あおむけ&うつぶせBOX』
著者:ヨシタケシンスケ
発売日:2025年3月19日
発行所:筑摩書房
定価:2,420円(税込)
ISBN:9784480440167
※初回限定品になります。数に限りがあります
絵本作家ヨシタケシンスケさんが日々描いているスケッチ。最近のそれは弱音であふれていました。一冊に収まらない弱音を、『ヨイヨワネ あおむけ編』『ヨイヨワネ うつぶせ編』の二冊セットでお届けします。
★【BOX限定】特別付録「あおむけとうつぶせのあいだ手帖」がついてきます!
手帖のスミには、あおむけからうつぶせになる「パラパラ漫画」(特別描き下ろし!)付き。(筑摩書房公式サイト『ヨイヨワネ あおむけ&うつぶせBOX』より)
■BOX限定特別付録「あおむけとうつぶせのあいだ手帖」
『ヨイヨワネ あおむけ&うつぶせBOX』には付録として「あおむけとうつぶせのあいだ手帖」が付いています。この手帖には、大きな余白と、そのスミに「あおむけ」から「うつぶせ」になるまでのパラパラ漫画が描かれています。読者自身も自分の弱音を書いてみることができるようにというヨシタケさんの思いが込められています。
ヨシタケシンスケ×書店祭「いつか大人になる君へ むかしこどもだったあなたへ」開催中!
1月から2月にかけて、ヨシタケさんの新装版3タイトルが発売されるのを記念して、「書店祭」を開催しています。
全国約800店舗で実施されているこのキャンペーンでは、普段から書店をご利用いただいているお客様への感謝を込めて、総額100万円分の図書カードネットギフトが当たります。
さらに、「いつか大人になる君へ むかしこどもだったあなたへ」と題し、こどもとむかしこどもだった大人の方へ向けて、ヨシタケさんの店頭フェアも開催中です。
第1弾のメインテーマは「私のための『家族の本』」。第2弾では「私のための『私の本』」をテーマに、発売となった新装版を含めた計4タイトルを中心に展開しています。
また、フェア対象作品をご購入いただいた方には、スマホケースにも入れられる名刺サイズのカード型しおりをプレゼントしています。デザインは本キャンペーンのためにヨシタケさんが描き下ろした限定のイラストとなっています。なくなり次第終了となりますので、ぜひこの機会に開催書店にて対象作品をお求めください。
〉フェアの詳細は こちら
著者のプロフィール
ヨシタケシンスケ
1973年、神奈川県生まれ。絵本作家。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。スケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたる作品を発表。2013年に初の絵本『りんごかもしれない』を出版し、第61回産経児童出版文化賞美術賞、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位を獲得。その後、『もうぬげない』(ブロンズ新社)、『りゆうがあります』『なつみはなんにでもなれる』(以上、PHP研究所)、『あつかったら ぬげばいいのに』(白泉社)、『あんなに あんなに』(ポプラ社)がある。イラスト集として『しかもフタが無い』(ちくま文庫)がある。
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