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今村翔吾の最新刊『戦国武将を推理する』が発売即増刷決定!出版社の垣根を越えた、4作連続刊行キャンペーンも!

今村翔吾『戦国武将を推理する』

戦国武将たちの素顔を作家の目で大胆に読み解いた、自身初の新書!

3月11日に発売された今村翔吾さんの最新刊『戦国武将を推理する』は、発売直後から売行き好調につき、増刷が決定しました。

本作は、膨大な史料にもとづく歴史解釈と現代にも通じるテーマ設定や心理描写で支持を得ている歴史小説家の今村翔吾さんが、戦国武将たちの素顔を作家の目で大胆に読み解いた、自身初の新書です。

小説『じんかん』の主人公・松永久秀や、『八本目の槍』の石田三成の独自のプロファイリングも明かされています。その作品世界はいかにして生み出されているのか? 創作の裏側を垣間見ることができる、歴史小説ファン必読の書となっています。
今村翔吾『戦国武将を推理する』『戦国武将を推理する』
著者:今村翔吾
発売日:2024年3月
発行所:NHK出版
価格:1,188円(税込)
ISBN:9784140887172

■『戦国武将を推理する』はじめにより(抜粋して紹介)

歴史に触れて疑問を抱く。そして、自分なりに推察する。専門書を読んで知識を得る。仮に物証はなくとも、行動パターン、過去の経歴、身体的特徴などさまざまなものから人物像の輪郭を限りなく明確にしていく。いわば、それは歴史上の人物のプロファイリングである。私は小説を書く過程において意識して、あるいは無意識でも必ずしている。

そういった意味では、本書は創作しているときの私の頭の中を、余すところなく語り尽くし、文章に書き起こしたものといえるかもしれない。――今村翔吾

〈本作で推理する武将〉
・織田信長 ― 合理精神の権化 ・豊臣秀吉 ― 陽キャの陰
・徳川家康 ― 絶えざる変化の人 ・武田信玄 ― 厳しい条件をいかに生きるか
・上杉謙信 ― 軍神の栄光と心痛 ・伊達政宗 ― 成熟への歩み
・松永久秀 ― なぜ梟雄とされてきたか ・石田三成 ― 義を貫く生き方

 

今村翔吾、4作連続刊行キャンペーン実施中

今村翔吾
NHK出版・講談社・集英社・文藝春秋の4社で、出版社の垣根を越えたキャンペーンを実施しています。対象作品の帯にある応募券を集めて応募すると、記念プレゼントが抽選で当たります。ぜひご参加ください。

■キャンペーン内容

〈記念プレゼント〉
・A賞「あなたのお名前にちなんだ文章を、直筆色紙でプレゼント」抽選1名様
(*当選者のお名前にちなんだ文章を今村さんが考え、色紙に直筆でしたため贈ります)
・B賞「オリジナル図書カード2,000円分をプレゼント」抽選100名様

〈対象作品〉
・『戦国武将を推理する』(NHK出版新書/発売中)
・『じんかん』(講談社文庫/4月12日発売)
・『海を破る者』(文藝春秋・単行本/5月24日発売)
・『塞王の楯(上・下)』(集英社文庫/6月20日頃発売)

※応募方法の詳細は各書籍の帯をご覧ください

 

著者のプロフィール

今村翔吾

今村翔吾
いまむら・しょうご。1984年、京都府生まれ。滋賀県在住。ダンスインストラクター、作曲家、守山市埋蔵文化財調査員を経て作家デビュー。2016年、第23回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞、2018年、『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』で第7回歴史時代作家クラブ賞・文庫書き下ろし新人賞、2022年、『塞王の楯』で第166回直木三十五賞を受賞。

 

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