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Googleの元「人材・組織開発責任者」が日本のビジネスパーソンのために書き下ろした決定版!【総合3.8】

 

心理的安全性 最強の教科書
著者:ピョートル・フェリクス・グジバチ
発売日:2023年3月
発行所:東洋経済新報社
価格:1,870円(税込)
ISBN:9784492558225

 

『心理的安全性 最強の教科書』の要点

1.チームの心理的安全性を高めるには、互いの価値観を認め合うことが欠かせない。その第一歩として、マネジャーは自己認識とその言語化(自己開示)を行おう。

2.自分を深く知り、考えや希望を言葉で伝えてはじめて、建設的なコミュニケーションができる。

3.自己認識で言語化した内容は、マネジャーから率先して自己開示しよう。自分の好みや感じ方、考え方を周りに伝えると、メンバーは仕事がしやすくなる。

 

『心理的安全性 最強の教科書』レビュー

「職場のストレスがなくなる」「意見やアイデアが飛び交う」「生産性&成果がアップする」――本書の帯に書かれている、心理的安全性を高めることの効果だ。これを読んで「ぜひとも心理的安全性を高めたい」と思わないマネジャーはいないだろう。本書はその期待に120%応えてくれる。

著者は『ニューエリート』や『世界最高のコーチ』などの著書で知られる連続起業家、ピョートル・フェリクス・グジバチ氏だ。モルガン・スタンレーを経て、Googleで人材開発、組織改革、リーダーシップマネジメントに従事したのち、プロノイア・グループを設立し、経営戦略・組織開発・人材育成などに携わっている。

著者は本書の「はじめに」で「どんな会社でも、どんなマネジャーでも、心理的安全性を高めていくために必要な行動をマネジャーが取っていけば、実現できます」「大事なことは、職場のマネジャーが率先して心理的安全性を高めるための行動を取ることです」と断言している。

では具体的にどんな「心理的安全性を高めるための行動」を取ればいいのか――。本書にはすべての答えが詰まっている。そのうちの一つは「悩みや困り事を相談されてもすぐ解決方法を伝えようとしない」だ。

部下が「こんなことに困っていて……」と相談にきたとき、おそらく多くのマネジャーは、早く問題を解決したいという一心から、すぐに解決方法を指示するだろう。だが、解決方法を指示されたメンバーは「ないがしろにされた」と感じてしまうという。

本書では、さまざまなシーンにおける具体的な方法が示される。実践すれば、チームの雰囲気が変わり、成果が上がること請け合いだ。

 

『心理的安全性 最強の教科書』が気になる方におすすめ

世界最高のコーチ 「個人の成長」を「チームの成果」に変えるたった2つのマネジメントスキル
著者:ピョートル・フェリクス・グジバチ
発売日:2021年12月
発行所:朝日新聞出版
価格:1,650円(税込)
ISBN:9784023319707