謎解きのためなら手段を選ばない、異色のダークヒーローの活躍を描く東野圭吾さんのエンタテインメントシリーズ「ブラック・ショーマン」。このたび、第1作『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』(単行本/光文社文庫)、第2作『ブラック・ショーマンと覚醒する女たち』(単行本)のシリーズ累計発行部数が100万部を突破しました。
第1作が原作となる福山雅治さん主演の映画「ブラック・ショーマン」の公開が9月12日(金)に迫る中、ますます注目度が高まっています。
発行元の光文社では、100万部突破の快挙と映画公開の告知を兼ねた新たなデザインの帯を作成し、全国の書店でPOPとともに売場展開される予定です(文庫は8月下旬より、単行本は9月上旬より、順次出庫される予定です)。
ぜひ、映画を見る前に書店店頭で作品に触れてみてください。
『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』
著者:東野圭吾
発売日:2023年11月
発行所:光文社
定価:990円(税込)
ISBN:9784334101176
故郷で父が殺害された。仕事と結婚準備を抱えたまま生家に戻った真世は、何年間も音信不通だった叔父・武史と再会する。元マジシャンの武史は警察を頼らず、自らの手で犯人を見つけるという。かつて教師だった父を殺した犯人は、教え子である真世の同級生の中にいるのか。コロナ禍に苦しむ町を舞台に、新たなヒーロー“黒い魔術師”が手品のように華麗に謎を解く長編ミステリー!
(光文社 ブラック・ショーマンシリーズ特設サイト『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』より)
著者:東野圭吾
発売日:2024年1月
発行所:光文社
定価:1,980円(税込)
ISBN:9784334101824
亡き夫から莫大な遺産を相続した女性の前に絶縁したはずの兄が現れ、「あんたは偽者だ」といいだす。女性は一笑に付すが、一部始終を聞いていた元マジシャンのマスターは驚くべき謎解きを披露する。果たして嘘をついているのはどちらなのか――。謎に包まれたバー『トラップハンド』のマスターと、彼の華麗なる魔術によって変貌を遂げていく女性たちの物語。
(光文社 ブラック・ショーマンシリーズ特設サイト『ブラック・ショーマンと覚醒する女たち』より)

▲「100万部突破!」POPも全国の書店で展開予定
〉光文社 ブラック・ショーマンシリーズ特設サイトは、こちら
著者プロフィール
東野圭吾(ひがしの・けいご) 1958年、大阪生まれ。大阪府立大学電気工学科卒。エンジニアとして勤務しながら、1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞受賞。1999年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞受賞。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞、2019年に第1回野間出版文化賞、2023年に第71回菊池寛賞、2024年に第28回日本ミステリー文学大賞を受賞。2012年に『容疑者Xの献身』がエドガー賞最優秀小説賞、2019年に『新参者』で英国推理作家協会賞にノミネートされる。2023年に紫綬褒章を受章。近著に『クスノキの女神』『架空犯』『マスカレード・ライフ』がある。
映画情報
©2025「ブラック・ショーマン」製作委員会
・公開日:2025年9月12日(金)
・原作:東野圭吾『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』(光文社文庫刊)
・監督:田中亮(「コンフィデンスマンJP」シリーズ、「イチケイのカラス」シリーズ)
・脚本:橋本夏(「119エマージェンシーコール」「降り積もれ孤独な死よ」)
・音楽:佐藤直紀
・出演:福山雅治、有村架純、成田凌、仲村トオルほか
・配給:東宝
■ストーリー
元中学校教師である神尾英一が何者かに殺された。2か月後に結婚を控えていた神尾真世(有村架純)だったが、父・英一の突然の訃報を受け、実家のある町に戻る。その町はコロナウイルスの蔓延以降、観光客も遠のき、活気を失ってしまっていた。そんな折に起こった殺人事件……。教師として多くの教え子から慕われていた英一はなぜ殺されなければならなかったのか。真実を知りたいと願う真世の前に現れたのは叔父の神尾武史(福山雅治)。かつてラスベガスで名を馳せた元マジシャンだ。卓越したマジック(+手癖の悪さ)とメンタリスト級の巧みな人間観察&誘導尋問を武器にして、武史は、姪・真世と共に、大切な家族が殺された殺人事件の謎に挑む――!!
▼完成報告会
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