今回の第1位は、宮部みゆきさんの『新しい花が咲く ぼんぼん彩句』でした。ホラー、ミステリ、社会派、人情ものといった宮部さんの醍醐味が詰まった短編集で、現代を舞台にした12の物語が収録されています。
- 新しい花が咲く
- 著者:宮部みゆき
- 発売日:2025年12月
- 発行所:新潮社
- 価格:935円(税込)
- ISBNコード:9784101372815
寿退社後に婚約破棄されたアツコが行く当てもなく乗ったバスの終点で見たもの。学級閉鎖で留守番中のアタル君が巻き込まれた不思議な事件。自殺同然の事故で兄を亡くした妹が、偶然出会った中学生。俳句から着想を得て生まれた物語は、十七音の枠を超え、色彩豊かな無限の世界へ広がってゆく。人生の機微を掬い取るように描く、怖くて、切なくて、涙を誘う、極上の短編集。『ぼんぼん彩句』改題。
(新潮社公式サイト『新しい花が咲く ぼんぼん彩句』より)
第6位には、知念実希人さんの『血脈のナイトメア 天久鷹央の事件カルテ』が初登場しました。「天久鷹央」シリーズは、現役の医師でもある知念さんの「シャーロック・ホームズが現代日本に、そして、医師として存在したら……」という着想から生まれた医療ミステリーです。2025年1月にはTVアニメ化、4月には橋本環奈さんが主演で実写ドラマ化されました。
- 血脈のナイトメア
- 著者:知念実希人
- 発売日:2025年12月
- 発行所:実業之日本社
- 価格:880円(税込)
- ISBNコード:9784408559872
心臓移植を受けた医学生・北川彰二は手術後、心当たりのない「記憶」を毎日夢にみるようになった。
それも見知らぬ森の中で誰かに襲われ、頭を殴られる夢を。
「臓器の記憶」の謎に興味をもった天久鷹央は小鳥遊優とともに調査を始めるが、心臓のドナーは暴力団の若頭だったことが発覚し……。
果たして、記憶は脳以外にも宿るのか?
現役医師が描く本格医療ミステリー!(実業之日本社公式サイト『血脈のナイトメア 天久鷹央の事件カルテ』より)
✨天久鷹央、最新作発売✨
「#天久鷹央の推理カルテ」シリーズ最新作、書き下ろし長編が刊行となりました🎉
🩸血脈のナイトメア 天久鷹央の事件カルテ
心臓に宿ったのは
「殺された記憶」なのか?✅12月5日発売
✅実業之日本社文庫https://t.co/XoTCiBExju#知念実希人#いとうのいぢ pic.twitter.com/tFRDED8z17— 天久鷹央の推理カルテ公式 (@Ameku_off) December 6, 2025
週間文庫ランキング TOP10
※ランキングについて※
・調査期間:2025年12月1日~12月7日 日販調べ
・★印は、調査期間内に発売された新刊です

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第21位~第30位

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