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本屋大賞受賞作『汝、星のごとく』、「ダガー賞」受賞の『ババヤガの夜』がランクイン|週間文庫ランキング(2025年7月22日調べ)

週間ベストセラー文庫ランキング2025年7月22日調べ

今回の文庫ランキング第1位は前回と同じく『国宝(上)青春篇』で、第2位には7月15日(火)に発売された凪良ゆうさんの『汝、星のごとく』が初登場しました。本作は、瀬戸内の島で出会った1組の男女の恋愛を軸に、周辺の人々の人間模様までもがていねいに織り込まれた物語で、2023年本屋大賞を受賞した作品です。横浜流星さんと広瀬すずさんが主演の実写映画が2026年に公開予定です。

汝、星のごとく
著者:凪良ゆう
発売日:2025年07月
発行所:講談社
価格:990円(税込)
ISBNコード:9784065401880

あなたと生きる、その痛みごと。

著者2度目の本屋大賞を受賞した『汝、星のごとく』が3年の時を経てついに文庫化! 同じ空の下であの星を見上げよう。そして、また出会おう。あまりに切ない運命を、繊細な心理描写で描いた著者最高傑作。

風光明媚な瀬戸内の島で育った暁海(あきみ)と母の恋愛に振り回され転校してきた櫂(かい)。ともに心に孤独と欠落を抱えた二人が恋に落ちるのに時間はかからなかった。ときにすれ違い、ぶつかり、成長していく。生きることの自由さと不自由さを描き続けた著者がおくる、あまりに切ない愛の物語【2023年本屋大賞受賞作】

(講談社公式サイト『汝、星のごとく』より)

第5位には、王谷晶さんの『ババヤガの夜』がランクインしました。本作は、2020年『文藝』秋季号の特集「覚醒するシスターフッド」で発表され、同年10月に単行本化、2023年5月に文庫化された作品で、喧嘩しか取り柄のない新道依子と、依子が護衛をする暴力団組長の一人娘との奇妙な同居生活を描いています。

7月4日(金)に、世界最高峰のミステリー文学賞とされる英国推理作家協会賞「ダガー賞」の翻訳部門を日本人として初めて受賞したことで、注目度が高まりました。

ババヤガの夜
著者:王谷晶
発売日:2023年05月
発行所:河出書房新社
価格:748円(税込)
ISBNコード:9784309419657

暴力を唯一の趣味とする新道依子は、関東有数規模の暴力団・内樹會会長の一人娘の護衛を任される。二度読み必至、血と暴力の傑作シスター・バイオレンスアクション、ついに文庫化。

(河出書房新社公式サイト『ババヤガの夜』より)




 

週間文庫ランキング TOP10

※ランキングについて※
・調査期間:2025年7月14日~7月20日 日販調べ
・★印は、調査期間内に発売された新刊です

文庫ランキング20250722調べ

 

第11位~第20位

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第21位~第30位

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