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人気漫画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』水上恒司主演で実写映画化、2025年12月公開予定 キャスト、ファーストルック、特報映像解禁!

映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』ファーストルック画像

連載開始から4年で累計発行部数800万部突破の新世代の不良漫画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』の実写映画化が決定しました。2025年12月に公開を控え、キャスト情報、ファーストルック、特報映像が解禁されました。風鈴高校の面々が、スクリーンでどんな熱いドラマを繰り広げるのか、期待が高まります。

 

『WIND BREAKER』

9784065229798『WIND BREAKER』1巻
『WIND BREAKER (1)』 
著者:にいさとる
発売日:2021年5月
発行所:講談社
定価:594円(税込)
ISBN:9784065229798

『WIND BREAKER』は、2021年にマガジンポケットで連載が開始されると若い世代を中心に反響を集め、翌年には「全国書店員が選んだおすすめコミック2022」で第3位に選ばれました。2024年にはTVアニメ化を果たし各配信サービスで視聴ランキング上位となり、2025年4月期にはTVアニメ第2期が放送され、連載開始からわずか4年間で累計発行部数は800万部を突破した人気漫画です。舞台化、ゲーム化とその人気ぶりは加速を続け、実写映画化が決定しました。

映画ストーリー

ケンカだけが取り柄の孤独な高校生・桜 遥。

不良の巣窟と恐れられる風鈴高校のてっぺんをとるため街にやってくるも、
生徒たちは<防風鈴=ウィンドブレイカー>と呼ばれ、街を守る存在へと変貌を遂げていた―

桜は戸惑いながらも防風鈴のメンバーとして、仲間と共に街を守るための戦いに身を投じていく!

そんな中、街を脅かすある存在が、防風鈴を新たな標的として動き出していた…

(映画「WIND BREAKER/ウィンドブレイカー」公式サイトより)

 

若手俳優陣が競演

主演を務める水上恒司さんを筆頭に、木戸大聖さん、綱啓永さん、本作が演技初挑戦となるBE:FIRSTのJUNONさん、中沢元紀さん、上杉柊平さんといった多方面で活躍を続けるバラエティ豊かな若手俳優たちが競演を果たします。

桜遥役:水上恒司さんのコメント

 

この度、桜遥役を演じました水上恒司です。基本的にこの場においては、このコメントを読んでくださる皆様に今作における観劇意欲を掻き立てるコメントや、今作に出演した意図のようなものを提示しないといけないものです。しかしながら、「言いたいことは映画の中に置いてきた」という意のことを、昔のとある重鎮映画監督達が言っていたことを今、コメントを打ち出しながら考えています。ぼやきはここまでに留めつつ、今作は令和の時代ならではの不良映画です。僕の青春時代の不良映画と表現も捉え方も変わってきており、時代の移り変わりを感じます。ノスタルジアな気持ちになりつつも新しい時代に向かって桜遥と共に、多くのスタッフさんと共に、桜遥のように日々(撮影に)猛進していく日々は忘れられません。続報をお楽しみに。またボヤくのもお楽しみに。

 

ファーストルック&特報映像解禁

映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』ファーストルック画像

街を守る、正義のヒーロー〈防風鈴〉の姿を切り取ったファーストルック&特報映像が解禁されました。

ファーストルックは、東風商店街のストリートに押し寄せた獅子頭連の大群に相対する防風鈴の6人のバックショットが切り取られ、風が立ち、木の葉が舞う中、まさにいま戦いが始まろうとする瞬間が表現された、スケール感あふれる1枚です。

そして特報映像は、ダイナミックで疾走感のあるアクションの数々と敵に向かおうと駆けだす桜の印象的なバックショットで締まる、期待高まる映像に仕上がっています。

 

撮影は沖縄県でのオールロケ

撮影は2025年2月から4月にかけて沖縄県でのオールロケで敢行されました。物語の中心地、防風鈴たちが守る《東風商店街》は、県や自治体、地元住民の方々からの全面的な協力を得て、実在の商店街を借りて制作されたとのこと。

制作チームは、映画用の店舗看板、外装・内装を1店舗ずつ装飾し、原作のアイコンとなる東風商店街のアーチや防風鈴の口上が描かれた看板などもゼロから建設するなど、大規模なオープンセットが制作されました。これにより、原作のエッセンスを踏襲しながら、実写映画ならではの世界観が見事に作り出されました。

さらに、この沖縄でのオールロケ撮影では“風”に着目し、風速25km/s超のウィンドアクションから生み出された疾走感溢れるアクションにも注目です。

 

制作陣にも注目!実力派タッグが描く「WIND BREAKER」

監督には「ブルーピリオド」「サヨナラまでの30分」など、新たな青春映画を生み出してきた萩原健太郎さん、脚本は「ハケンアニメ!」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した政池洋佑さん。アクション映画としての魅力を担保しながら、孤独な主人公・桜遥という人間が仲間との関わりの中でどう変化していくか? アツい人間ドラマを生み出してきた二人のタッグで映画「WIND BREAKER/ウィンドブレイカー」としてキャラクターたちに息吹を吹き込んでいます。

 

監督:萩原健太郎さんのコメント

この映画は、“ヤンキー映画”という一見すると前時代的なジャンルへの挑戦状です。それは固定観念からの脱却とも言い換えられます。どんな理由であれ肯定できない暴力を通して、若者が前を向けるメッセージを届けられるか? 若く熱量高い俳優たちと、“当たり前”に疑問を持って、壊して、再構築した先にその答えがあると信じて撮影に挑みました。ぜひ公開まで楽しみにお待ちください。

 

脚本:政池洋佑さんのコメント

「キャラクターの魅力、ひとつ残らず詰め込む」そう心に決めて、映画「WIND BREAKER」の脚本に取り組みました。主人公の桜たちがぶつかり合い、叫び、戦い抜く姿を想像しながら、脚本打ちあわせを重ねて「全シーン見せ場」とも言える、圧倒的熱量の物語を紡げたと思います。

そして、原作者のにい先生とのやり取りを経て、映画ならではのオリジナル展開も誕生しています!!! 大好きな萩原健太郎監督とのタッグで、原作が好きな人はもちろん、初めて触れる方にも刺さる、“てっぺん”を狙える全く新しい不良映画に仕上がりました! 公開までもう少々お待ちください!

 

プロデューサー:加茂義隆さんのコメント

仲間たちの熱い友情が主人公・桜の抱える孤独や葛藤を打ち破ってゆく。そんな痛快な展開に心を動かされ、本作の実写映画化を企画いたしました。桜と同じように、誰もが一度は孤独を感じたことがあると思います。「一人では乗り越えられない深い闇も、仲間となら壊すことができる」そんな胸を打つ原作の力強いメッセージを映画で届けたいという思いが出発点でした。

企画当初より、原作のにいさとる先生をはじめ、萩原健太郎監督、脚本家の政池洋佑さんといった才能あふれるクリエイターの皆様とともに、映画「WIND BREAKER」を観客の皆様に楽しんでいただけるよう心をひとつに取り組んでまいりました。実写ならではの迫力あるアクションと心震わせる熱い友情ストーリーが融合した、この冬一番のエンターテイメント作品に仕上がっています。ぜひご期待ください。

 

映画「WINDBREAKER/ウィンドブレイカー」公式サイト
公開日:2025年12月公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
Ⓒにいさとる/講談社 Ⓒ2025「WIND BREAKER」製作委員会