今回のランキング第1位は吉田修一さんの『国宝』上巻で、下巻も第2位にランクインしました。本作は、生い立ちも才能も違う若き二人の役者が芸の道に青春を捧げていく物語で、6月6日(金)に吉沢亮さん、横浜流星さんらが出演する映画が公開されたことで売上を伸ばしています。
- 国宝 上
- 著者:吉田修一
- 発売日:2021年09月
- 発行所:朝日新聞出版
- 価格:880円(税込)
- ISBNコード:9784022650085
- 国宝 下
- 著者:吉田修一
- 発売日:2021年09月
- 発行所:朝日新聞出版
- 価格:880円(税込)
- ISBNコード:9784022650092
第3位には、井原忠政さんの「三河雑兵心得」シリーズ第16巻『関ケ原仁義(中)』が初登場しました。本作は、徳川家康の天下取りを“雑兵からの視点”で描いた戦国足軽出世物語で、戦国時代の三河を舞台に、村を飛び出した17歳の茂兵衛が松平家康の家臣に拾われ、足軽稼業に身を投じるところから物語は始まります。
- 関ケ原仁義 中
- 著者:井原忠政
- 発売日:2025年06月
- 発行所:双葉社
- 価格:759円(税込)
- ISBNコード:9784575672497
九死に一生を得た茂兵衛の傷も癒えたころ、会津征伐の陣触れが諸大名に下された。上杉景勝の戦支度を糺す家康の書状に、上杉家家老の直江兼続が無礼千万な返書を寄越したのだ。だが、江戸を経て会津に迫らんとした矢先に、石田三成挙兵の報が舞いこむ。家康はすぐさま北上を中止し、畿内にとって返して三成を討つことを決意する。茂兵衛率いる鉄砲百人組は、先鋒の福島正則、黒田長政の猛将たちとともに、東海道を西へと奔る。戦国足軽出世物語、風雲急を告げる第16弾!
(双葉社公式サイト『三河雑兵心得(16)関ケ原仁義(中)』より)
そのほかの新刊では、第5位に『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー』第10巻、第8位に『能面検事の死闘』、第10位に「はぐれ又兵衛例繰控」シリーズ第11巻『八丁念仏』が初登場しました。
- 続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー 10
- 著者:佐島勤 石田可奈
- 発売日:2025年06月
- 発行所:KADOKAWA
- 価格:792円(税込)
- ISBNコード:9784049163995
- 能面検事の死闘
- 著者:中山七里
- 発売日:2025年06月
- 発行所:光文社
- 価格:792円(税込)
- ISBNコード:9784334106669
- 八丁念仏
- 著者:坂岡真
- 発売日:2025年06月
- 発行所:双葉社
- 価格:814円(税込)
- ISBNコード:9784575672480
週間文庫ランキング TOP10
※ランキングについて※
・調査期間:2025年6月9日~6月15日 日販調べ
・★印は、調査期間内に発売された新刊です
第11位~第20位
第21位~第30位
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・吉沢亮、横浜流星で実写映画化『国宝』や、道尾秀介の“体験型ミステリー小説”『いけないⅡ』がランクイン|週間文庫ランキング(2025年6月10日調べ)