角野栄子さんをあっと驚かせる「あたらしい童話」を募集中!
「角野栄子もっとあたらしい童話大賞」は、幼年童話「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」にライフワークとして取り組む角野栄子さんを審査委員長として開催される、児童文学のコンテストです。
本賞は、童話の従来のイメージにとらわれず、5〜8歳の子どもたちを夢中にさせる作品を募集するもの。文章のみの作品に加え、イラストなどグラフィック表現を含む作品も対象となります。大賞賞金50万円に加え、受賞者には担当編集者がついて、幼年向け書籍の刊行を目指します。
応募条件は「商業出版未発表作品」のみです。形式の指定はありますが、プロ・アマ問わず、作家デビューされている方や、ゲームやアニメーション、アート、デザイン、映像業界など子ども向け作品に異業種で関わる方、学生など、誰でも参加することができます。
現在、7月31日(木)を締切として第2回の募集が行われていますが、この度、物語投稿サイトTales(テイルズ)からも応募ができるようになりました。
「角野栄子の創作10か条」も公開中!これまでの「童話」にとらわれない自由な作品を
読みきかせからひとり読みに移行したばかりの小さな読者にとって、ひとりで1冊の本を最後まで読み通す経験は特別なものです。だからこそ、ひとり読みを始めた子どもたちにとびきり楽しい童話を届けたい! それは、幼年童話「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」をライフワークとして、45年以上、新作を書き続けている角野栄子さんの信念でもあります。
そんな角野さんが求めているのは、今までの童話のイメージにとらわれない、自由なその人らしい表現で子どもたちを夢中にさせる作品。そのため、文字原稿だけではなく、絵を主体とした作品も応募の対象となります。
「角野栄子あたらしい童話大賞」特設サイトでは、「クリエイター応援コンテンツ」の第1弾として、角野栄子さんが創作の際にいつも大切にしている「角野栄子の創作10か条」が、昨年度に引き続き公開されています。今後、この創作10か条についてのインタビューなど、新たな応援コンテンツが継続して発信される予定です。
【角野栄子の創作10か条】「角野栄子のいつも大切にしていること」から抜粋
1.楽しく書く。楽しんで書いたものは、読む人に伝わります。
2.自由な気持ちで、自分を信じて書く。人の目を気にせずに書く。
3.童話という形にとらわれないで書く。
(中略)
10.書き直すのが楽しくならないと、いい作品は生まれません。
物語投稿サイトTalesでも応募受付スタート!
「第2回 角野栄子もっとあたらしい童話大賞」は、物語投稿サイトTales(テイルズ)からも応募ができます。
Talesは、クリエイターの可能性を広げ、メディアや言語の壁を突破するようなエンターテインメント作品を送り出す物語投稿サイトです。本コンテストは、幼年(5~8歳)の読者にふさわしい内容であればジャンルを問いませんが、Talesでは文章のみの作品が応募可能です(イラストなどのグラフィック表現を含む作品は、特設サイトからご応募ください)。
応募方法や規約の詳細は、こちらをご覧ください。
第2回「角野栄子もっとあたらしい童話大賞」実施要領抜粋
■形式:
①文章のみの作品:4,000字〜8,000字以内
②イラスト等グラフィック表現を含む作品:ビジュアル表現に文章が付随したものにしてください(イラストのみ、映像のみは不可。仕上りイメージページ数80ページ以下)。
■参加資格:プロ・アマ問わず(応募条件は商業未発表作品であることのみ)
・商業出版経験者、ゲーム・アニメ等異業種クリエイター、学生も可
・グループ・ユニット・連名での応募も可
■審査員:
・審査委員長 角野栄子(児童文学作家)
・審査員 株式会社ポプラ社 児童書編集部(最終選考作品はすべて審査委員長 角野栄子さんが精読・審査)
※特別審査員は後日、発表予定
昨年度は「かいけつゾロリ」シリーズの著者である原ゆたかさんが特別審査員をつとめました。
※最終選考の候補作品には、角野栄子さんや特別審査員より、くわしい講評がなされます。
■賞金:大賞50万円
受賞者には担当編集者がつき、幼年向けの児童書の刊行を目指します。
■募集期間:2025年7月31日(木)まで
■応募方法:郵送(当日消印有効)またはWEB。物語投稿サイトTales(テイルズ)からも応募可能(Talesは文章のみの作品に限る)
■発表:2025年12月末(予定)「角野栄子もっとあたらしい童話大賞」特設サイトにて発表
■主催:株式会社ポプラ社
共催:一般社団法人角野栄子児童文学財団
後援:江戸川区