今回の文庫ランキング第1位は畠山健二さんの時代小説『新 本所おけら長屋』第3巻(前回第8位)で、第2位は村上春樹さんの『街とその不確かな壁』上巻(前回第2位)でした。
- 新 本所おけら長屋 三
- 著者:畠山健二
- 発売日:2025年05月
- 発行所:祥伝社
- 価格:880円(税込)
- ISBNコード:9784396351175
- 街とその不確かな壁 上
- 著者:村上春樹
- 発売日:2025年05月
- 発行所:新潮社
- 価格:990円(税込)
- ISBNコード:9784101001784
第3位には、望月麻衣さんの『京都寺町三条のホームズ』第22巻が初登場しました。本シリーズは、京都の寺町三条商店街にある骨董品店「蔵」を舞台に、“寺町のホームズ”と呼ばれる家頭清貴と、アルバイトの真城葵が、さまざまな客から持ち込まれる奇妙な依頼を解決していくミステリー作品です。第22巻では二人の関係が大きく変わる新章へと突入します。
- 京都寺町三条のホームズ 22
- 著者:望月麻衣
- 発売日:2025年05月
- 発行所:双葉社
- 価格:737円(税込)
- ISBNコード:9784575528480
輝かしい未来に想いを馳せていた葵だが、突如世界を襲った新型ウイルスにより、海外留学を断念せざるを得なくなる。そんななか、清貴が出した提案とは? 難航する就活、合わない職場での苦悩を経て、葵は自分を取り戻し、さらに『美術補佐人(アート・アドバイザー)』としての才能が開花していく。清貴と葵の関係が新しいステージに進んだ、新章スタート!
(双葉社公式サイト『京都寺町三条のホームズ(22)美術補佐人の誕生』より)
そのほかの新刊では、第10位に白川紺子さんの『花菱夫妻の退魔帖』第5巻が初登場しました。
- 花菱夫妻の退魔帖 五
- 著者:白川紺子
- 発売日:2025年05月
- 発行所:光文社
- 価格:770円(税込)
- ISBNコード:9784334106409
花菱孝冬は、友人の新聞記者・五十嵐を通じて、根岸の貸し家に出る女の幽霊の相談を受ける。
鈴虫の刺繍が施された朽葉色の単衣をまとったその幽霊は、家主によれば、以前住んでいた元娘義太夫・小鈴とのことで、10年ほど前に肺炎をこじらせて亡くなっていた。
小鈴には娘がいたが、義太夫の母を嫌って疎遠だったらしい。
貸し家を訪れた孝冬と鈴子は、小鈴がじっと一点を見つめていることに気づくが……。
果たして小鈴は、花菱家に祟っている怨霊・淡路の君の“獲物”となるのか?
ますます好調、大人気の大正浪漫悪霊退治ファンタジー第5弾!(光文社公式サイト『花菱夫妻の退魔帖(5)』より)
週間文庫ランキング TOP10
※ランキングについて※
・調査期間:2025年5月12日~5月18日 日販調べ
・★印は、調査期間内に発売された新刊です
第11位~第20位
第21位~第30位
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・映画ヒット『#真相をお話しします』が首位浮上、“私刑執行人”を描いた『祝祭のハングマン』がランクイン|週間文庫ランキング(2025年5月13日調べ)