15年ぶり開催!東野圭吾作品人気投票
1985年に『放課後』で江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビューした東野圭吾さんが、2025年9月に作家生活40周年を迎えます。これを記念して、「東野圭吾 104冊1億部 全国民投票」が、3月21日からスタートしています。
東野さんの作品は、これまでに104冊を数え、国内累計発行部数は1億部を突破しました。長きにわたり、多くの読者の心を掴んできた作品の中には、読書人生を変えた一冊、絶対に忘れられない一冊、受け継ぎたい一冊があるのではないでしょうか。
そこで、2025年の今、あなたの心に刺さった東野圭吾作品をぜひ教えてください!
投票結果は、10月15日(水)に発売予定の公式ガイドブック『東野圭吾公式ガイド 作家生活40周年ver.』で発表されます。この機会に、あなたの特別な一冊への想いをぜひお寄せください。
「東野圭吾 104冊1億部 全国民投票」概要
■投票対象:2025年3月までに刊行された全105作品
■投票期間:2025年3月21日(金)~6月30日(月)23:59
■投票方法:以下のURLより、下記の項目にご回答ください
https://tree-novel.com/questionnaire/?uecfcode=enq-zy6w1f-49
①好きな作品の1位から5位を決める
②それぞれの作品に推薦コメントを30文字以上記入する
③ハンドルネーム、メールアドレスを入力する
④(※任意)年齢、性別を選択する
⑤コメント使用の可否を選択する
【東野圭吾全著作リスト】
1 放課後
2 卒業
3 白馬山荘殺人事件
4 学生街の殺人
5 11文字の殺人
6 魔球
7 ウインクで乾杯(香子の夢—コンパニオン殺人事件より改題)
8 浪花少年探偵団
9 十字屋敷のピエロ
10 眠りの森
11 鳥人計画
12 殺人現場は雲の上
13 ブルータスの心臓(ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレーより改題)
14 探偵倶楽部(依頼人の娘より改題)
15 宿命
16 犯人のいない殺人の夜
17 仮面山荘殺人事件
18 変身
19 回廊亭殺人事件(回廊亭の殺人より改題)
20 天使の耳(交通警察の夜より改題)
21 ある閉ざされた雪の山荘で
22 美しき凶器
23 同級生
24 分身
25 しのぶセンセにサヨナラ(浪花少年探偵団〈2〉より改題)
26 怪しい人びと
27 むかし僕が死んだ家
28 虹を操る少年
29 パラレルワールド・ラブストーリー
30 あの頃ぼくらはアホでした
31 怪笑小説
32 天空の蜂
33 名探偵の掟
34 どちらかが彼女を殺した
35 毒笑小説
36 悪意
37 名探偵の呪縛
38 探偵ガリレオ
39 秘密
40 私が彼を殺した
41 白夜行
42 嘘をもうひとつだけ
43 予知夢
44 片想い
45 超・殺人事件(超・殺人事件—推理作家の苦悩より改題)
46 レイクサイド
47 時生(トキオより改題)
48 ゲームの名は誘拐
49 手紙
50 おれは非情勤
51 殺人の門
52 幻夜
53 ちゃれんじ?
54 さまよう刃
55 黒笑小説
56 容疑者Xの献身
57 さいえんす?
58 夢はトリノをかけめぐる
59 赤い指
60 使命と魂のリミット
61 たぶん最後の御挨拶
62 夜明けの街で
63 ダイイング・アイ
64 流星の絆
65 聖女の救済
66 ガリレオの苦悩
67 パラドックス13
68 新参者
69 カッコウの卵は誰のもの
70 プラチナデータ
71 白銀ジャック
72 あの頃の誰か
73 麒麟の翼
74 真夏の方程式
75 マスカレード・ホテル
76 歪笑小説
77 ナミヤ雑貨店の奇蹟
78 虚像の道化師
79 夢幻花
80 祈りの幕が下りる時
81 疾風ロンド
82 虚ろな十字架
83 マスカレード・イブ
84 ラプラスの魔女
85 禁断の魔術
86 人魚の眠る家
87 危険なビーナス
88 恋のゴンドラ
89 雪煙チェイス
90 素敵な日本人
91 マスカレード・ナイト
92 魔力の胎動
93 沈黙のパレード
94 希望の糸
95 クスノキの番人
96 ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人
97 白鳥とコウモリ
98 透明な螺旋
99 マスカレード・ゲーム
100 魔女と過ごした七日間
101 あなたが誰かを殺した
102 ブラック・ショーマンと覚醒する女たち
103 クスノキの女神
104 架空犯
前回のランキングで第1位になった作品は…?
前回(25周年)のランキングで第1位になったのは、直木賞受賞作でもある『容疑者Xの献身』でした。ほかも名作が勢揃いしています。
■第1位『容疑者Xの献身』
- 容疑者Xの献身
- 著者:東野圭吾
- 発売日:2008年08月
- 発行所:文藝春秋
- 価格:803円(税込)
- ISBNコード:9784167110123
天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、2人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。
(文藝春秋公式サイト『容疑者Xの献身』より)
■第2位『白夜行』
- 白夜行
- 著者:東野圭吾
- 発売日:2002年05月
- 発行所:集英社
- 価格:1,430円(税込)
- ISBNコード:9784087474398
1973年、大阪の廃墟ビルで質屋を経営する男が一人殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りしてしまう。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂――暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んでいくことになるのだが、二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪の形跡。しかし、何も「証拠」はない。そして十九年の歳月が流れ……。伏線が幾重にも張り巡らされた緻密なストーリー。
(集英社公式サイト『白夜行』より)
■第3位『流星の絆』
- 流星の絆
- 著者:東野圭吾
- 発売日:2011年04月
- 発行所:講談社
- 価格:1,100円(税込)
- ISBNコード:9784062769204
「大人になったら、三人で、犯人探して復讐しような」
幼い頃、両親を殺された洋食店「アリアケ」の三兄妹。14年後、大人になった彼らは結婚詐欺をして暮らしていた。最大のターゲットとして選んだのは、レストラン「とがみ亭」の御曹司。ところが、その名物料理は、懐かしい「アリアケ」と同じ味だった。
「これはお父さんのハヤシライスだ――」何者かに両親を惨殺された三兄妹は、流れ星に仇討ちを誓う。14年後、互いのことだけを信じ、世間を敵視しながら生きる彼らの前に、犯人を突き止める最初で最後の機会が訪れる。三人で完璧に仕掛けたはずの復讐計画。その最大の誤算は、妹の恋心だった。涙があふれる衝撃の真相。
(講談社公式サイト『流星の絆』より)
■第4位『新参者』
- 新参者
- 著者:東野圭吾
- 発売日:2013年08月
- 発行所:講談社
- 価格:880円(税込)
- ISBNコード:9784062776288
刑事・加賀恭一郎、日本橋へ。
日本橋の片隅で一人の女性が絞殺された。着任したばかりの刑事・加賀恭一郎の前に立ちはだかるのは、人情という名の謎。手掛かりをくれるのは江戸情緒残る街に暮らす普通の人びと。「事件で傷ついた人がいるなら、救い出すのも私の仕事です」。大切な人を守るために生まれた謎が、犯人へと繋がっていく。
(講談社公式サイト『新参者』より)
■第5位『マスカレード・ホテル』
- マスカレード・ホテル
- 著者:東野圭吾
- 発売日:2014年07月
- 発行所:集英社
- 価格:1,100円(税込)
- ISBNコード:9784087452068
都内で起きた不可解な連続殺人事件。容疑者もターゲットも不明。残された暗号から判明したのは、次の犯行場所が一流ホテル・コルテシア東京ということのみ。若き刑事・新田浩介は、ホテルマンに化けて潜入捜査に就くことを命じられる。彼を教育するのは、女性フロントクラークの山岸尚美。次から次へと怪しげな客たちが訪れる中、二人は真相に辿り着けるのか!?
(集英社公式サイト『マスカレード・ホテル』より)
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著者のプロフィール
東野圭吾
ひがしの・けいご。1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業。エンジニアとして勤務しながら、1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。1999年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞、2019年第1回野間出版文化賞、2023年第71回菊池寛賞、2024年第28回日本ミステリー文学大賞を受賞。
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