「みんなのよみきかせ絵本大賞」の「絵本大好きさんがえらぶ!よみきかせ絵本部門」では、全国の絵本を愛する3,626名から事前に絵本作品をエントリーいただき、その中から上位15冊を選出。4月1日から15作品を対象に最終投票がスタートしています。
第一次投票で選ばれた上位15作品は以下の通りです。6月30日(月)23時59分までに特設の応募サイトから投票できます。
大賞は10月1日(水)に特設サイトで発表されます。また、最終投票に参加した人の中から抽選で100名様に、各部門で大賞に選ばれた絵本がプレゼントされます。
【上位15作品】
書名 | 著者 | 定価 | 出版社 |
いないいないばあ | 文:松谷みよ子 絵:瀬川康男 | 880円 | 童心社 |
おつきさまこんばんは | 作:林明子 | 990円 | 福音館書店 |
からすのパンやさん | 作:かこさとし | 1,100円 | 偕成社 |
きんぎょがにげた | 作:五味太郎 | 1,100円 | 福音館書店 |
ぐりとぐら | 作:なかがわりえこ 絵:おおむらゆりこ | 1,100円 | 福音館書店 |
こんとあき | 作:林明子 | 1,430円 | 福音館書店 |
しろくまちゃんのほっとけーき | 作:わかやまけん | 990円 | こぐま社 |
だるまさんが | 作:かがくいひろし | 935円 | ブロンズ新社 |
どうぞのいす | 作:香山美子 絵:柿本幸造 | 1,100円 | ひさかたチャイルド |
ねないこ だれだ | 作:せなけいこ | 880円 | 福音館書店 |
はじめてのおつかい | 作:筒井頼子 絵:林明子 | 1,320円 | 福音館書店 |
はらぺこあおむし | 作:エリック・カール 訳:もりひさし | 1,320円 | 偕成社 |
めっきらもっきらどおんどん | 作:長谷川摂子 絵:ふりやなな | 1,320円 | 福音館書店 |
もこ もこもこ | 作:たにかわしゅんたろう 絵:もとながさだまさ | 1,650円 | 文研出版 |
わたしのワンピース | 絵・文:にしまきかやこ | 1,210円 | こぐま社 |
「みんなのよみきかせ絵本大賞」とは
「みんなのよみきかせ絵本大賞」は、えほんのよみきかせをこよなく愛する人たちが「今一番よみきかせたい絵本」を選ぶ大賞です。「園児さんと先生でえらぶ!よみきかせ絵本部門」「絵本大好きさんがえらぶ!よみきかせ絵本部門」の2部門に分けてそれぞれ大賞を1冊ずつ選出します。
「園児さんと先生でえらぶ!よみきかせ絵本部門」は、ご応募いただいた全国の保育園・幼稚園・こども園などの保育施設2,000園に、絵本を20冊プレゼントし、実際に「よみきかせ」を行ってもらい、園児さんの反応などから、1冊を投票していただきます。投票数が最も多かった絵本が大賞となります。※応募受付は終了しました
「絵本大好きさんがえらぶ!よみきかせ絵本部門」とともに、2025年10月1日(水)に表彰式、その後に全道の幼稚園・保育園・トドックステーション・書店で受賞絵本の「よみきかせイベント」が行われる予定です。
ノミネート15作品の内容紹介
※絵本タイトル五十音順
『いないいないばあ』
『いないいないばあ』は松谷みよ子による乳幼児向けのロングセラー絵本です。シンプルな言葉遊びで、赤ちゃんの好奇心を引き出し、親子の触れ合いを楽しめます。「いないいない...ばあ!」の繰り返しは、驚きと安心感を通じて、赤ちゃんの心に笑顔をもたらします。初めての絵本にも最適です。
『おつきさまこんばんは』
静かな夜、屋根の上で猫が寝そべる中、金色に輝く満月が昇り「こんばんは」とおつきさまに挨拶します。黒い雲が月に覆いかぶさるも、少し話をして去り、月は再び笑顔で「こんばんは」と現れます。月の優しい表情に、子どもたちも思わず微笑みます。
『からすのパンやさん』
いずみがもりに、からすのパンやさんがありました。4わの子どもたちの意見をきいて、おもしろくてすてきな形のパンをどっさり焼くと、お店が大繁盛! 1973年刊行以来人気の、ロングセラー絵本です。
『きんぎょがにげた』
金魚が1匹、金魚鉢から逃げ出し、カーテンや鉢植え、キャンディのびんなどに次々と隠れます。ページをめくるたびにどこかに隠れた金魚を探す絵本で、子どもたちが楽しめます。小さな子も指をさして探しながら楽しむことができる、人気の絵探し絵本です。
『ぐりとぐら』
お料理することと食べることが何より好きな野ねずみのぐりとぐらは、森で大きな卵を見つけて、カステラを作ることにしました。でも、卵があまり大きくて運べません。カステラを焼くにおいにつられて、森じゅうの動物たちも集まってきます…。みんなの人気者ぐりとぐらは、この絵本から生まれました。
『こんとあき』
こんは、あきのおばあちゃんが作ったキツネのぬいぐるみ。あきが成長するにつれ、こんは古びて、腕がほころびてしまいました。あきはこんを治してもらうため、おばあちゃんの家に向かいます。こんとあきは無事におばあちゃんの家につくことができるのでしょうか? こんとあきの冒険の物語です。
『しろくまちゃんのほっとけーき』
しろくまちゃんがホットケーキを作ります。卵を割って、牛乳を入れて…。焼き上がったらこぐまちゃんを呼んで、二人で「おいしいね」。見開きいっぱいに描かれたホットケーキの焼ける場面は、子どもたちに大人気。
『だるまさんが』
柔らかそうな丸くて赤いだるまさんが、伸びたり縮んだり、転んだり。目をつぶったり、開いたり、笑ったり。おまけに「ぷっ」とする。呼びかけるような言葉のリズムも声に出してみれば独特な「間」をつくってくれて、ページをめくるたびに、大笑い! 読み聞かせに大人気の、とびきりゆかいなファーストブックです。
『どうぞのいす』
うさぎさんが作っているのは、小さな椅子。しっぽもつけて完成です。うさぎさんは、野原の木の下に、「どうぞのいす」と書いた立て札と一緒に置いていきます。うさぎさんのひらめいた「いい考え」とは、どんなことだったのでしょうね。やがて、動物たちが通り過ぎるたびに、色々な出来事が起こるのです。
『ねないこ だれだ』
夜の9時です。「とけいが なりますボンボン ボン……」こんな じかんに おきてるのは だれだ? ふくろう、くろねこ、どろぼう…。夜中はおばけの時間。まだ寝ていない子は、おばけになってとんでいけ! なかなか寝ない子をおばけの世界に連れていってしまいます。
『はじめてのおつかい』
みいちゃんはママに頼まれて牛乳を買いに行く途中、自転車のベルに驚いたり坂道で転んだりと緊張の連続です。店に着くと誰もおらず、勇気を出して「ぎゅうにゅうください」と声をかけます。気づかれない小さなみいちゃんの心の動きを丁寧に描いた絵本です。
『はらぺこあおむし』
日曜日の朝に生まれたちっぽけなあおむしは、おなかがぺっこぺこ。月曜日にはりんごをひとつ、火曜日にはなしをふたつ…たくさんたくさん食べて、ふとっちょになったあおむし。さなぎになって、最後はうつくしいちょうちょに! 穴あきのしかけをこらし、数や曜日の認識もとりいれた、世界的なベストセラー絵本です。
『めっきらもっきらどおんどん』
かんたがお宮にある大きな木の根っこの穴から落ちて訪れた国は、何ともへんてこな世界でした。そこの住人“もんもんびゃっこ”“しっかかもっかか”“おたからまんちん”とかんたは仲良しになり、時のたつのも忘れて遊び回ります。躍動することばと絵が子どもたちを存分に楽しませてくれるファンタジーの絵本です。
『もこ もこもこ』
「もこもこもこ、にょきにょき」みるまにふくれあがった大きなものは、突然パチンとはじけて......。子どもならではの感性が刺激される、定番の赤ちゃん絵本。読むたびに、新しい喜びや驚きが広がります。
『わたしのワンピース』
『わたしのワンピース』は、美しいイラストとシンプルなストーリーが魅力です。空から舞い降りた布でワンピースを作ったうさぎの女の子が、その服がまるで魔法のように周囲の景色に応じて模様を変える様子が描かれます。この絵本は、お子様の想像力を育み、親子での読書時間をより特別なものにします。