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堂場瞬一『英雄の悲鳴 ラストライン(7)』、「このミス」大賞『どうせそろそろ死ぬんだし』がランクイン|週間文庫ランキング(2025年3月11日調べ)

週間文庫ランキング(2025年3月11日調べ)

今回の文庫ランキング第1位は、堂場瞬一さんの「ラストライン」シリーズ第7弾『英雄の悲鳴』でした。主人公は、〈異動の先々で事件を呼ぶ男〉と言われる、定年退職間近のベテラン刑事・岩倉剛。彼は事件に関する異常なまでの記憶力を持ち、誤った方向に暴走しそうになる捜査本部をギリギリで引き留める「ラストライン」の担い手で、今作では警視庁捜査一課復帰を果たした岩倉の前に難事件が立ちはだかります。

英雄の悲鳴
著者:堂場瞬一
発売日:2025年03月
発行所:文藝春秋
価格:946円(税込)
ISBNコード:9784167923396

本庁捜査一課長の強い引きで、立川中央署から捜査一課に復帰した岩倉。愛弟子とも言うべき伊藤彩香とのコンビも復活した。
そんな岩倉の前に難事件が立ちはだかる。町田市の公園で若い男性の遺体が発見された。めぼしい遺留品はなく目撃者もなし。防犯カメラにも怪しい人物は見当たらなかった。
岩倉たちの懸命の捜査で遺体の身元は明らかになったが、やがてその男にはストーカー疑惑が持ち上がる――。
一方、時期を同じくして少女の失踪事件、そして女性ばかりが犠牲者の連続殺人事件も発生していた。

(文藝春秋公式サイト『英雄の悲鳴 ラストライン(7)』より)

 

TOP10入りした新刊の中での注目作は、第7位にランクインした『どうせそろそろ死ぬんだし』。第23回「このミステリーがすごい!」大賞の文庫グランプリ受賞作で、余命宣告された人々が集まる山荘で起きたある一人の突然死が、自然死なのかそれとも殺人なのか――という「館」ミステリーです。

どうせそろそろ死ぬんだし
著者:香坂鮪
発売日:2025年03月
発行所:宝島社
価格:800円(税込)
ISBNコード:9784299064790

探偵業を営む七隈は、余命宣告された人々が集う交流会のゲストとして、助手の律と共に山奥の別荘に招かれた。
二人は交流会の参加者と食事をし、親交を深める。しかし翌朝、参加者の一人が不審な死を遂げる。
自然死か殺人か。殺人であれば、余命わずかな人間をなぜわざわざ殺したのか。七隈たちは死因の調査を始め――。
やがて明かされる驚愕の真相とは?

(宝島社公式サイト『どうせそろそろ死ぬんだし』より)

 




 

週間文庫ランキング TOP10

※ランキングについて※
・調査期間:2025年3月3日~3月9日 日販調べ
・★印は、調査期間内に発売された新刊です

週間文庫ランキング(2025年3月11日調べ)

 

第11位~第20位

週間文庫ランキング(2025年3月11日調べ)

 

第21位~第30位

週間文庫ランキング(2025年3月11日調べ)

 

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