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乃木坂46・五百城茉央1st写真集『未来の作り方』が初登場で第1位! 直木賞受賞作『藍を継ぐ海』が大幅ランクアップ|週間ベストセラー(2025年1月28日調べ)

週間ベストセラー2025年1月20日~26日

今回の総合ランキング第1位は、乃木坂46・五百城茉央さんのファースト写真集『未来の作り方』でした。スタイルの良さと柔らかな笑顔で人気を集めるメンバーで、乃木坂46の5期生として初のソロ写真集となります。

写真集はポルトガルで撮影され、首都・リスボンの街を和やかな表情で歩く姿や、大きなピクニックバスケットを自転車のかごに入れて湖へ向かうカットのほか、初挑戦となる水着やランジェリーカットも収録されています。

乃木坂46五百城茉央1st写真集『未来の作り方』
著者:藤原宏
発売日:2025年01月
発行所:小学館
価格:2,600円(税込)
ISBNコード:9784096824795

 

第3位には、第172回直木賞に選出された伊与原新さんの『藍を継ぐ海』が大幅にランクアップしました。本作は、山口県萩市の見島、奈良県東吉野村、北海道遠軽町、徳島県など、日本のさまざまな場所で起こる小さな奇跡を、「科学」をモチーフに描いた作品です。

藍を継ぐ海
著者:伊与原新
発売日:2024年09月
発行所:新潮社
価格:1,760円(税込)
ISBNコード:9784103362142

なんとかウミガメの卵を孵化させ、自力で育てようとする徳島の中学生の女の子。老いた父親のために隕石を拾った場所を偽る北海道の身重の女性。山口の島で、萩焼に絶妙な色味を出すという伝説の土を探す元カメラマンの男――。人間の生をはるかに超える時の流れを見据えた、科学だけが気づかせてくれる大切な未来。きらめく全五篇。

(新潮社公式サイト『藍を継ぐ海』より)

 

注目の作品は、第10位に初登場した『あえのがたり』。今村翔吾さん、小川哲さん、加藤シゲアキさんの3名の作家の呼びかけによる能登半島地震支援企画で生まれた小説で、ほかにも朝井リョウさん、麻布競馬場さん、荒木あかねさん、今村昌弘さん、佐藤究さん、蝉谷めぐ実さん、柚木麻子さんが参加しています。

タイトルの『あえのがたり』は、能登地方に伝わる伝統儀礼「あえのこと」から発想されたもので、「あえ=おもてなし」「こと=祭り」という意味があり、物語という「あえ=おもてなし」を届けようというコンセプトから本書の企画がスタートしました。参加著者の印税相当額と出版社の売上相当額が能登半島の復興支援のために寄付される予定です。

あえのがたり
著者:加藤シゲアキ 今村翔吾 小川哲 佐藤究 朝井リョウ
発売日:2025年01月
発行所:講談社
価格:2,200円(税込)
ISBNコード:9784065378762

2024年元日、能登半島を襲った大地震によって多くの人が傷つけられました。

残念ながら、小説を読むだけでは暖を取ることも、おなかを満たすこともできません。
ですが、いつか、魂を励まし、心に寄り添える力が物語には宿っていると信じています。
さて、奥能登地域の農家では、古くから稲作を守る“田の神様”を祀り、感謝をささげる「あえのこと」という儀礼が行われてきました。
「あえ=おもてなし」、「こと=祭り」をあらわします。
物語によるおもてなし「あえのがたり」のために集まったのは、今、もっとも新作を待たれている10人の小説家。

10人の作家による、1万字のおもてなし。
ぜひご堪能ください。

(講談社BOOK倶楽部『あえのがたり』より)




 

週間総合ランキングTOP10

※ランキングについて※
・調査期間:2025年1月20日~1月26日 日販調べ
・★印は、調査期間内に発売された新刊です

 

週間ランキング1~10位 1月28日発表

 

第11位~第20位

週間ランキング11位~20位 1月28日発表

 

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