今回の文庫ランキング第1位は、1月15日(水)に発売された雨穴さんの『変な絵』でした。「変な家」シリーズで一躍トップミステリー作家のひとりとなった雨穴さんの2作目の作品で、9枚の絵から浮かび上がるさまざまな謎を巡るミステリーです。
- 変な絵
- 著者:雨穴
- 発売日:2025年01月
- 発行所:双葉社
- 価格:858円(税込)
- ISBNコード:9784575528138
オカルトサークルに所属する佐々木は、後輩の栗原からとあるブログの存在を教えられる。そこには、『あなたが犯した罪』という不穏なメッセージとともに、投稿者の妻“ユキ”が描いた「絵」が掲載されていた――。『風に立つ女の絵』『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』『震えた線で描かれた山並みの絵』……いったい、彼らは何を伝えたかったのか――。9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは!? その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる! 今、最も注目を集めるミステリー作家、雨穴が描く、戦慄の国民的スケッチ・ミステリー!
(双葉社公式サイト『変な絵』より)
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第2位は『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア』第15巻で、第3位には堂場瞬一さんの『全悪 警視庁追跡捜査係』が初登場しました。
- ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝ソード・オラトリア 15
- 著者:大森藤ノ はいむらきよたか ヤスダスズヒト
- 発売日:2025年01月
- 発行所:SBクリエイティブ
- 価格:792円(税込)
- ISBNコード:9784815628703
- 全悪 警視庁追跡捜査係
- 著者:堂場瞬一
- 発売日:2025年01月
- 発行所:角川春樹事務所
- 価格:924円(税込)
- ISBNコード:9784758446891
『全悪 警視庁追跡捜査係』は、2010年から続く「警視庁追跡捜査係」シリーズの第13作で、性格と考え方が真逆でぶつかり合う沖田と西川のコンビが、未解決事件を独自の視点で追加検証し、解決に導いていくシリーズです。
一九九七年九月九日、新宿区の路上で会社員が襲われて死亡した。現場での目撃証言などから顔見知りの野澤力が逮捕されたが、決定的な物証がなく、最高裁にて無罪が確定した。その再捜査を命じられた警視庁追跡捜査係。同時に、追跡捜査係の前係長・鳩山から五年前に目黒で起きた強盗事件の再捜査の依頼が入る。若手の実地訓練で沖田に指導して欲しいらしい。一見関係ない二つの事件がいつしか絡まってゆき──。大人気警察小説シリーズ書き下ろし第十三弾。
(角川春樹事務所公式サイト『全悪 警視庁追跡捜査係』より)
週間文庫ランキング TOP10
※ランキングについて※
・調査期間:2025年1月13日~1月19日 日販調べ
・★印は、調査期間内に発売された新刊です
第11位~第20位
第21位~第30位
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・現役医師がコロナ禍のリアルを描いた『機械仕掛けの太陽』や、実写映画化で話題の『#真相をお話しします』がランクイン|週間文庫ランキング(2025年1月14日調べ)