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2年生編終了の『ようこそ実力至上主義の教室へ』、1977年発表の名著『青い壺』、『涼宮ハルヒの劇場』がランクイン|週間文庫ランキング(2024年12月3日調べ)

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今回の第1位は、『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編』第12.5巻でした。本シリーズは、“完全実力主義”の学校を舞台に少年少女たちがさまざまな試験に立ち向かう物語で、1月から3月までTVアニメ第3期が放送されていました。前巻の第12巻では高校2年生の3学期最後の特別試験が行われ、第12.5巻にて「2年生編」が閉幕となります。

ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 12.5
著者:衣笠彰梧 トモセシュンサク
発売日:2024年11月
発行所:KADOKAWA
価格:748円(税込)
ISBNコード:9784046842442

大きな衝撃と共に『学年末特別試験』は終了。だが――
「私も含めて、何よりも気になっていることを解消したいと思う」
「綾小路が、わざと退学者を出してるってことか?」
「俺はあの勝負に納得なんてしてねえ」
「私の責任です。私はこれから、このクラスでリーダーを続けていく自信が――」
「私は絶対にAクラスにしてみせる。どんな方法を使ってもね」
「私たちが残された時間で逆転できる可能性は――」
各クラスは新たな火種を抱えたまま2年生最後の春休みを迎えることになり――!
「久しぶりだな清隆。元気そうで何よりだ、学校生活は順調か?」
「春休みが終わるまでには必ず。それじゃあ、今日はこれで失礼します」

(KADOKAWA公式サイト『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編(12.5)』より)

 

第2位には、有吉佐和子さんの『青い壺』がランクインしました。有吉さんが1977年に発表した作品で、「100分de名著」(NHK Eテレ)で取り上げられたことにより注目度が高まりました。

青い壺 新装版
著者:有吉佐和子
発売日:2011年07月
発行所:文藝春秋
価格:781円(税込)
ISBNコード:9784167137106

無名の陶芸家が生んだ青磁の壺が売られ贈られ盗まれ、十余年後に作者と再会した時——。
人生の数奇な断面を描き出す名作!

シングルマザーの苦悩、すれ違う夫婦、相続争いに悩む娘の言葉を聴いてドキリとする親…

人間の奥深く救うドロドロした心理を小気味よく、鮮やかに描き出す絶品の13話!

(文藝春秋公式サイト『青い壺』より)

 

注目の新刊は、第5位に初登場した『涼宮ハルヒの劇場』。2020年に発売された『涼宮ハルヒの直観』以来となる4年ぶりの新刊で、さまざまな世界を旅する主人公・涼宮ハルヒと、その仲間であるSOS団の活躍が収録されています。

涼宮ハルヒの劇場
著者:谷川流 いとうのいぢ
発売日:2024年12月
発行所:KADOKAWA
価格:770円(税込)
ISBNコード:9784041154397

「勇者ハルヒよ」
気づけば王宮にいた俺たちは王様から邪悪な魔王を倒すよう依頼され――って、ちょっと待て、この『世界』は何なんだ?

わけが解らないまま朝比奈さんの魔法が炸裂して任務達成かと思いきや、長門の「ミッションインコンプリート」の呟きとともに宇宙空間へ飛んだかと思うと舞台は西部劇、果ては神話世界へ――。

これはいったい誰の仕業だ。
そしてハルヒ、今度のお前は何を想っているんだ?

奇想天外の第13巻!

(KADOKAWA公式サイト『涼宮ハルヒの劇場』より)

 

 



 

週間文庫ランキング TOP10

※ランキングについて※
・調査期間:2024年11月25日~12月1日 日販調べ
・★印は、調査期間内に発売された新刊です

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