今回の第1位は10週連続で東野圭吾さんの『透明な螺旋』、第2位には上橋菜穂子さんの『香君』第3巻が初登場しました。
- 透明な螺旋
- 著者:東野圭吾
- 発売日:2024年09月
- 発行所:文藝春秋
- 価格:880円(税込)
- ISBNコード:9784167922689
- 香君 3
- 著者:上橋菜穂子
- 発売日:2024年11月
- 発行所:文藝春秋
- 価格:792円(税込)
- ISBNコード:9784167922924
『香君』は、『精霊の守り人』などを手掛けてきた上橋さんの最新ファンタジーで、優れた嗅覚によって、「香り」で繋がっている世界を知ることができる主人公の少女・アイシャが、どのような選択をし、生きていくかを描いた物語です。
虫害によって国の威信が揺らぐ事態に陥ったウマール帝国。その危機を打開する方法が見つかるが、アイシャは、なぜか、その方法に不安をおぼえる。そんな中、天炉山脈の聖地で、ひとりの男が発見される。男に会うために天炉山脈に向かったアイシャとマシュウは、驚愕の事態に遭遇するのだった――。
胸に迫る圧倒的世界観の第3幕!(文藝春秋公式サイト『香君(3)遥かな道』より)
第4位は彬子女王殿下の『赤と青のガウン オックスフォード留学記』でした。SNSでの「プリンセスの日常が面白すぎる」という投稿から話題となって文庫化され、累計発行部数が33万部を突破するヒットとなっていました。11月4日に放送された「話題の肖像~ニュースなあの人を追ってみた~」(NHK総合)で取り上げられたことで、再び注目度が高まっています。
- 赤と青のガウン
- 著者:彬子女王
- 発売日:2024年04月
- 発行所:PHP研究所
- 価格:1,320円(税込)
- ISBNコード:9784569904009
そのほかの新刊では、第5位に畠山健二さんの時代小説シリーズ『新 本所おけら長屋』第2巻が初登場しました。
- 新 本所おけら長屋 二
- 著者:畠山健二
- 発売日:2024年11月
- 発行所:祥伝社
- 価格:858円(税込)
- ISBNコード:9784396350857
文庫売上ランキング TOP10
※ランキングについて※
・調査期間:2024年11月4日~11月10日 日販調べ
・★印は、調査期間内に発売された新刊です
第11位~第20位
第21位~第30位
前回のランキングを見る
・ ノーベル文学賞作家の『すべての、白いものたちの』や、実写ドラマ化『団地のふたり』がランクアップ|週間文庫ランキング(2024年11月5日調べ)