本屋で今検索されている本ランキング
全国の書店に設置された端末で「いま何が検索されているのか？」を調べ、ランキング形式でご紹介しています（日販 attaplus!調べ）。売上冊数ではなく「検索数」を集計していることから、従来のランキングとは違った角度で“今話題の本”がわかります。
今回の第1位は、8月30日（金）に発売された『メイドインアビス』第13巻でした。本作は、人類最後の秘境と呼ばれる巨大な縦穴「アビス」を舞台に、探窟家見習いの少女・リコと、ロボットの少年・レグがアビスの深層を目指す物語で、約1年ぶりの新刊発売ということで注目度が高まっています。
- メイドインアビス １３
- 著者：つくしあきひと
- 発売日：2024年08月
- 発行所：竹書房
- 価格：990円（税込）
- ISBNコード：9784801983939
第4位は、三宅香帆さんの『「好き」を言語化する技術』でした。著者の三宅さんは『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』などのヒット作を手掛ける書評家で、本作では、「推しの素晴らしさを語りたいのに『やばい！』しかでてこない」という人が、どうやってその作品や人に魅かれるのかを言語化するための方法などを解説しています。
- 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを伝えたいのに「やばい！」しかでてこない
- 著者：三宅香帆
- 発売日：2024年07月
- 発行所：ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 価格：1,320円（税込）
- ISBNコード：9784799330838
あなたの「推し」はなんですか？
お気に入りのアニメ、本、漫画、映画。
応援しているアイドル、声優、バンド、YouTuber。
大好きな舞台、コンサート、ライブ。あるいは、スポーツや釣りなどの趣味も、推しに入るかもしれません。本書は、アイドルと宝塚をこよなく愛する著者が、書評家として長年培ってきた文章技術を「推し語り」に役立つようにまとめた1冊です。
SNS発信・ブログ・ファンレター・友人とのおしゃべり・音声配信などの発信方法ごとに、自分だけの言葉で感想を伝える技術を教えます。（ディスカヴァー・トゥエンティワン公式サイト『「好き」を言語化する技術』より）
第8位は、デビュー作『近畿地方のある場所について』がヒットしたホラー作家・背筋さんの最新作『穢れた聖地巡礼について』でした。本作は、幽霊を信じない人、幽霊が見える人、そんなことはどうでもいいという人が心霊スポットを調査する物語で、デビュー作のヒットを受けて注目度が高まっている作品です。
- 穢れた聖地巡礼について
- 著者：背筋
- 発売日：2024年09月
- 発行所：ＫＡＤＯＫＡＷＡ
- 価格：1,430円（税込）
- ISBNコード：9784047380448
フリー編集者の小林が出版社に持ち込んだのは、心霊スポット突撃系YouTuberチャンイケこと、池田の『オカルトヤンキーch』のファンブック企画だった。
しかし、書籍化企画を通すには『オカルトヤンキーch』のチャンネル登録者数は心許ない。企画内容で勝負するべく、過去に動画で取り上げた心霊スポットの追加取材を行うことに。
池田と小林はネットなどで集めた情報をもとに、読者が喜びそうな考察をでっちあげていく――。（KADOKAWA公式サイト『穢れた聖地巡礼について』）
本屋で今検索されている本ランキング（2024年8月28日～9月3日）
前回のランキングを見る
・【本屋のトレンド】映画「ラストマイル」オフィシャルブックや、『ほぼ日手帳公式ガイドブック 2025』がランクイン｜検索ランキング（2024年8月28日調べ）
