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『薬屋のひとりごと』第15巻が初登場、映像化で話題の『十角館の殺人』がランクアップ|週間文庫ランキング(2024年4月2日調べ)

今回の文庫ランキング第1位は、原作小説、コミックス2作品を含めたシリーズ累計発行部数が3,300万部を突破している『薬屋のひとりごと』第15巻でした。中世の宮中で下働きをする少女・猫猫(マオマオ)が、薬師としての知識を活かしながら事件を解決していくミステリーで、3月までTVアニメ第1期が放送され、第2期は2025年に放送予定です。

薬屋のひとりごと 15
著者:日向夏 しのとうこ
発売日:2024年04月
発行所:イマジカインフォス
価格:792円(税込)
ISBNコード:9784074567287

 

第6位には、『龍神と許嫁の赤い花印』第4巻が初登場しました。著者は『鬼の花嫁』などを手掛けるクレハさんで、天界に住まう龍神と、人間である伴侶を引き合わせるために作られた「龍花の町」を舞台にした和風ファンタジーです。

龍神と許嫁の赤い花印 四
著者:クレハ
発売日:2024年03月
発行所:スターツ出版
価格:671円(税込)
ISBNコード:9784813715634

 

第7位には、綾辻行人さんの『十角館の殺人』が前回の第12位からランクアップしました。本作は、1987年に講談社ノベルスで発売され、2007年に文庫の新装改訂版が発売された綾辻さんのデビュー作で、2023年にアメリカのニュース誌『タイム』が選ぶ「史上最高のミステリー&スリラー本」オールタイム・ベスト100に選出されたミステリーです。そのトリックや内容から長らく実写化不可能と言われていましたが、3月からHuluで実写ドラマ配信が開始されると視聴ランキングで第1位を獲得するなど、注目度が高まっています。

十角館の殺人 新装改訂版
著者:綾辻行人
発売日:2007年10月
発行所:講談社
価格:946円(税込)
ISBNコード:9784062758574

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!

(講談社BOOK倶楽部『十角館の殺人 新装改訂版』より)

 



 

文庫売上ランキング TOP10

※日販調べ
※TOP10のみ前回との順位比較を記載
※★印は集計期間中(2024年3月25日~3月31日)に発売された新刊です

 

第11位~第20位

 

第21位~第30位

 

 前回のランキングを見る

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