人と本や本屋さんとをつなぐWEBメディア「ほんのひきだし」

人と本や本屋さんとをつなぐWEBメディア「ほんのひきだし」

  1. HOME
  2. ニュース
  3. ランキング
  4. 村上春樹6年ぶり新作長編『街とその不確かな壁』、本屋大賞受賞作『汝、星のごとく』がランクイン|週間ベストセラー(2023年4月18日調べ)

村上春樹6年ぶり新作長編『街とその不確かな壁』、本屋大賞受賞作『汝、星のごとく』がランクイン|週間ベストセラー(2023年4月18日調べ)

今回の総合ランキング第1位は、村上春樹さんが6年ぶりに発表した新作長編『街とその不確かな壁』でした。新型コロナウイルスが蔓延し始めた2020年3月から約3年をかけて書き上げた作品で、原稿用紙1,200枚にも及ぶ大作となっています。

4月13日(木)の発売以降、TVやWEBのさまざまなメディアで取り上げられ、発売初日から大きく売上を伸ばしました。

街とその不確かな壁
著者:村上春樹
発売日:2023年4月
発行所:新潮社
価格:2,970円(税込)
ISBN:9784103534372

十七歳と十六歳の夏の夕暮れ……川面を風が静かに吹き抜けていく。彼女の細い指は、私の指に何かをこっそり語りかける。何か大事な、言葉にはできないことを――高い壁と望楼、図書館の暗闇、古い夢、そしてきみの面影。自分の居場所はいったいどこにあるのだろう。村上春樹が長く封印してきた「物語」の扉が、いま開かれる。

(新潮社『街とその不確かな壁』特設サイトより)

第2位は、4月12日(水)に発表された「2023年本屋大賞」にて大賞を受賞した、凪良ゆうさんの『汝、星のごとく』でした。凪良さんは『流浪の月』で2020年本屋大賞を受賞しており、今回で2度目の受賞となりました。

『汝、星のごとく』は、瀬戸内の島で出会った1組の男女の恋愛を軸に、周辺の人々の人間模様までもがていねいに織り込まれた物語です。現在、累計発行部数は40万部を突破しており、本屋大賞受賞によりさらに注目を集めることが予想されます。

汝、星のごとく
著者:凪良ゆう
発売日:2022年8月
発行所:講談社
価格:1,760円(税込)
ISBN:9784065281499

関連記事
第20回本屋大賞は凪良ゆう『汝、星のごとく』!2度目の「書店員が選んだいちばん!売りたい本」に
「人はわかり合えない」を出発点に真正面から恋愛を描く『汝、星のごとく』凪良ゆうインタビュー

 

第5位には、劇場版アニメ「名探偵コナン 黒鉄の魚影」の公開にあわせて発売されたノベライズが、第8位には公開に先立って発売された『名探偵コナン シネマガジン2023』が初登場しました。『名探偵コナン シネマガジン2023』は、劇場版のストーリーや登場キャラクターの紹介はもちろん、関係者やキャストのインタビューのほか、グッズやイベント情報も満載の一冊です。

映画は4月14日(金)に公開され、公開初日に観客動員数58万人、興行収入8.5億円を突破する好スタートを切りました。

名探偵コナン 黒鉄の魚影
著者:水稀しま、青山剛昌ほか
発売日:2023年4月
発行所:小学館
価格:880円(税込)
ISBN:9784092314528

 

名探偵コナン シネマガジン2023
著者:青山剛昌
発売日:2023年4月
発行所:小学館
価格:990円(税込)
ISBN:9784091017949



週間総合ランキングTOP20

※ランキングについて※
・調査期間:2023年4月10日~4月16日 日販調べ
・★印は、調査期間内に発売された新刊です

 

第11位~第20位

 

前回のランキングを見る

18×17が5秒で解けるようになる?『小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本』が注目度アップで第1位に|週間ベストセラー(2023年4月11日調べ)