今回の文庫ランキングは、第1位が『薬屋のひとりごと』第14巻、第2位が『半沢直樹 アルルカンと道化師』と、いずれも前回の順位をキープしました。
- 薬屋のひとりごと 14
- 著者:日向夏 しのとうこ
- 発売日:2023年10月
- 発行所:主婦の友社
- 価格:792円(税込)
- ISBNコード:9784074557752
- 半沢直樹 アルルカンと道化師
- 著者:池井戸潤
- 発売日:2023年09月
- 発行所:講談社
- 価格:935円(税込)
- ISBNコード:9784065330715
第3位には、知念実希人さんの人気シリーズ最新作『吸血鬼の原罪 天久鷹央の事件カルテ』が初登場しました。
「天久鷹央」シリーズは、現役の医師でもある知念さんの「シャーロック・ホームズが現代日本に、そして、医師として存在したら……」という着想から生まれた医療ミステリーです。シリーズ累計発行部数が200万部を突破する知念さんの代表作で、2023年10月から7か月連続で本作を含む新作が3冊、完全版が13冊発売されます。
- 吸血鬼の原罪
- 著者:知念実希人
- 発売日:2023年10月
- 発行所:実業之日本社
- 価格:847円(税込)
- ISBNコード:9784408558349
東久留米市の公園。荒川の河川敷。そして、東京湾の沿岸。三つの場所で相次いで見つかった遺体。被害者はいずれも首すじに二つの傷跡があり、ほぼすべての血液が抜き取られていた……。まるで「吸血鬼」が起こしたかのような連続殺人。捜査一課の桜井公康から内々に相談を受けた天才医師・天久鷹央は、事件解明に動き出す。
(実業之日本社公式サイト『吸血鬼の原罪 天久鷹央の事件カルテ』より)
第4位には、誉田哲也さんの『もう、聞こえない』が初登場しました。身元不明の男性が殺害され、加害者が自ら110番通報し、自首に近い形で逮捕されるも、素直に聴取に応じていた被疑者が「女の人の声が聞こえる」と供述をはじめて――という内容のミステリーです。
- もう、聞こえない
- 著者:誉田哲也
- 発売日:2023年10月
- 発行所:幻冬舎
- 価格:825円(税込)
- ISBNコード:9784344433236
傷害致死容疑で逮捕された週刊誌の編集者・中西雪実。罪を認め聴取に応じるも、動機や被害者との関係については多くを語らない。さらに、突然「声が、聞こえるんです」と言い始め……。これは要精神鑑定案件か。一向にわからぬ被害者男性の身元。そこに浮上した十四年前の未解決殺人事件。ふたつの事件を繫げたのは、“他界した一人の女性”だった。
(幻冬舎公式サイト『もう、聞こえない』より)
第5位には、10月6日(金)から実写映画が公開されているビートたけしさんの原作小説『アナログ』が再浮上しました。本作はデザイナーの水島悟と、携帯電話を持たない謎めいた女性・みゆきを巡る恋愛物語で、映画では悟役を二宮和也さんが、みゆき役を波瑠さんが演じています。
- アナログ
- 著者:ビートたけし
- 発売日:2023年06月
- 発行所:集英社
- 価格:770円(税込)
- ISBNコード:9784087445060
デザイナーの水島悟はある日、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で謎めいた女性、みゆきと出会う。似たような価値観を持つ彼女に徐々に惹かれていく悟。意を決して連絡先を聞くも「お互いに会いたい気持ちがあれば会えますよ」と言われ、毎週木曜日にピアノで会う約束を交わす。多忙な日々の中、ゆっくり関係を深めていく2人。しかし突然、彼女はピアノに現れなくなり……。珠玉の恋愛小説。
(集英社公式サイト『アナログ』より)
また、現在全国の書店にて映画「アナログ」のオリジナルグッズが当たるキャンペーンが実施されています。
文庫売上ランキング TOP10
※日販調べ
※TOP10のみ前回との順位比較を記載
※★印は集計期間中(2023年10月2日~10月8日)に発売された新刊です
第11位~第20位
第21位~第30位
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