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娘はなぜ母を殺したのか?母娘の相克に迫ったノンフィクション『母という呪縛 娘という牢獄』がランクイン|本屋で今検索されている本ランキング(2023年7月5日~7月11日)

本屋で今検索されている本ランキング
全国の書店に設置された端末で「いま何が検索されているのか?」を調べ、ランキング形式でご紹介しています(日販 attaplus!調べ)。売上冊数ではなく「検索数」を集計していることから、従来のランキングとは違った角度で“今話題の本”がわかります。



 

「140文字で泣ける小説」がTOP2にランクイン

冬野夜空さんがTwitter上で投稿していた140字小説を書籍化した『すべての恋が終わるとしても 140字の恋の話』『すべての恋が終わるとしても 140字のさよならの話』が、それぞれ第1位と第2位にランクインしました。

「140文字で泣ける小説」としてSNSや口コミで話題となり、両作とも続々と重版されています。

すべての恋が終わるとしても 140字の恋の話
著者:冬野夜空
発売日:2022年03月
発行所:スターツ出版
価格:1,375円(税込)
ISBNコード:9784813791355

すべての恋が終わるとしても 140字のさよならの話
著者:冬野夜空
発売日:2023年04月
発行所:スターツ出版
価格:1,485円(税込)
ISBNコード:9784813792307

140字で綴られる、恋の始まりと終わり――。(以下、本文『後悔しないように』引用)「もっと早く告白しておけばよかった」幼なじみの彼は言った。慎重なところが魅力な彼だけれど、今回はその人柄が裏目に出てしまったらしい。「元気出して」「まあ大丈夫。お前は俺みたいに後悔するなよ」こんな時ですら私の心配だ。でも、私はそんな彼のことが――。「じゃあ、後悔しないように言うね」

(スターツ出版公式サイト『すべての恋が終わるとしても 140字の恋の話』より)

 

母娘の相克に迫ったノンフィクション『母という呪縛 娘という牢獄』がランクイン

2018年に起こった、娘が母を殺害した実際の事件を綴ったノンフィクション『母という呪縛 娘という牢獄』が第7位にランクインしました。

娘のあかり(仮名)は、幼少期から学業優秀で中高一貫の進学校に通っていたものの、母に超難関の国立大医学部への進学を強要され、9年にわたって浪人生活を送らされることになるなど、事件に至るまでの要因が克明に書かれています。

公判を取材しつづけた記者が、拘置所のあかりと面会を重ね、刑務所移送後も膨大な量の往復書簡を交わすことによって、真実が浮かび上がってきます。

2022年12月に発売された当初も話題となった作品で、7月7日(金)の日本経済新聞朝刊の広告に掲載されたことで再び注目度が高まりました。

母という呪縛 娘という牢獄
著者:齊藤彩
発売日:2022年12月
発行所:講談社
価格:1,980円(税込)
ISBNコード:9784065306796

 

本屋で今検索されている本ランキング(2023年7月5日~7月11日)

 

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