今回のランキング第1位は前回と同じく『プロジェクト・ヘイル・メアリー』上巻で、下巻も第3位をキープしました。本作は、ある日突然宇宙船で目覚めた男が、自身の記憶をたどりながらとあるミッションに挑む物語で、3月20日(金)に公開された実写映画の興行収入は11億5千万円、観客動員数は66万人を突破しています。
- プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
- 著者:アンディ・ウィアー 小野田和子
- 発売日:2026年01月
- 発行所:早川書房
- 価格:1,650円(税込)
- ISBNコード:9784150125066
第2位には、『アノマリーの追憶 天久鷹央の推理カルテ』が初登場しました。「天久鷹央」シリーズは、現役の医師でもある著者・知念実希人さんの「シャーロック・ホームズが現代日本に、そして、医師として存在したら……」という着想から生まれた医療ミステリーで、シリーズ累計発行部数は360万部を突破しています。
- アノマリーの追憶
- 著者:知念実希人
- 発売日:2026年04月
- 発行所:実業之日本社
- 価格:880円(税込)
- ISBNコード:9784408560076
かたや「悪魔」に取り憑かれたかのような不可思議な症状を見せる赤ん坊。
こなた「謎の大型肉食獣」に足を食いちぎられた青い血の男。
常識的には存在しないはずの「容疑者」による二つの事件は、真に怪奇現象か。
もしくは病か――。
因習に縛られた旧家からの妨害や、警察による捜査情報の秘匿を乗り越え、天才医師・天久鷹央は事件解決に邁進する。
現役医師が描く本格医療ミステリ!(実業之日本社公式サイト『アノマリーの追憶 天久鷹央の推理カルテ』より)
注目作品は、第30位に初登場した小田雅久仁さんのホラー小説『禍(わざわい)』。『このホラーがすごい! 2024年版』国内編で第1位を獲得した作品で、1編ごとに身体のパーツをモチーフにした怪奇小説集です。
「食書」では口、「耳もぐり」では耳、「喪色記」では目、「柔らかなところへ帰る」では肉(贅肉)、「農場」では鼻、「髪禍」では髪の毛、「裸婦と裸夫」では肌といったように、人体のさまざまな部位から驚くような奇想が生み出されたホラー短編集です。
- 禍
- 著者:小田雅久仁
- 発売日:2026年04月
- 発行所:新潮社
- 価格:880円(税込)
- ISBNコード:9784101200224
一枚食べたらもう引きかえせないからね──。小説家の〈私〉は未施錠の多目的トイレで本のページを貪り喰う女を目撃する。女の警告に挑むかのように、私は蔵書を手に取り……(「食書」)。一泊二日で十万円。三十三歳、無職の〈私〉は怪しげな仕事を請け負う。他言無用の宗教儀式、そこには長い黒髪の女ばかりが集まっていた(「髪禍」)。人生を逸脱することの恐怖と恍惚に、極限まで踏み込む七編。
(新潮社公式サイト『禍』より)
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週間文庫ランキング TOP10
※ランキングについて※
・調査期間:2026年3月30日~4月5日 日販調べ
・★印は、調査期間内に発売された新刊です

第11位~第20位

第21位~第30位

前回のランキングを見る
・『プロジェクト・ヘイル・メアリー』が首位獲得、『鬼の花嫁 エピソード0〜それぞれの追憶〜』が初登場|週間文庫ランキング(2026年3月31日調べ)



