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1.脳は3層から成る。ストレスは古いほうの脳で引き起こされるため、新しい脳が何かをして、古い脳から資源を奪うと、ストレスや感情が抑えられる。
2.ジョギングは、ストレスが溜まったときだけでなく、ストレスが溜まりそうな出来事の前にあらかじめ行うのもおすすめだ。
3.大舞台に臨む前は、無理に自分をリラックスさせるよりも、「わくわくしていこう」などと声に出して、自らを奮い立たせるとよい。
4.食欲が止まらないときは、おでこをトントントンとタッピングしてみよう。
「早起きは三文の徳」というけれど、幼い頃から早起きは大の苦手である。週に数回の早起きは避けられないのだが、朝起きた瞬間に、帰宅してすぐ布団にもぐり込む自分を想像してしまう。「帰宅したらすぐ眠れるから、今は早く起きて頑張ろう」と思い体を起こすのだが、さて、これはいいことなのだろうか?
本書では、日常生活で感じる大小さまざまなストレスを、ちょっとした工夫で軽減するための100の科学的な方法が紹介されている。朝、午前、お昼、午後、夜など、一日の時間ごとに使えるテクニックが紹介されているのだが、1番目に登場するのが「朝、目覚めたら楽しい記憶を思い出す」だ。ストレスホルモンが一日の中でも最高値に達するのが朝であり、その値を下げるためにはポジティブなエピソードを思い出すとよいということだった。
そう考えると、要約者が毎朝やっていたことは逆効果だったのではないか。「せっかくの休日だし、頑張って起きて早い時間に家を出よう!」と意気込んでも、どうしても起きられずに一日をダメにしてしまうこともある。そうならないためにも、まずはこのテクニックだけでも実践しようと思っている。
本書は、必ずしも最初のページから順番に読んでいく必要はない。見開き完結型となっているので、気になるものから読んでみてもよさそうだ。要約者はすべてのページを読んだが、驚くほどどれも簡単な動作・習慣ばかりである。ストレスの多い現代社会で少しでも楽に生きるために、ぜひ読んでみてほしい。