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1.目標を定めることが勉強の第一歩である。目標は「大目標」「中目標」「小目標」の3つのレベルで設定しよう。
2.問題を解く4つのプロセスを意識し、問題を解くために必要な知識の蓄積(インプット)と覚えた事項の再現・実行(アウトプット)をバランスよく行えば、問題は解けるようになる。
3.勉強量は勉強の質と時間に比例する。まずは、勉強の質の向上に取り組もう。タイマーをセットし、集中する時間と休憩する時間を区別するとよい。
「入社1年目に日商簿記3級を取得しなければならない」「会社が中国企業に買収されて、中国語を習得する必要がある」「転職に向けて公認会計士の資格を取得したい」など、社会人になってからも勉強が求められる機会は多々ある。また、年を重ねるごとに、勉強しても以前のように頭にスッと入ってこないと悩んだことはないだろうか。
本書はクイズ番組「東大王」にレギュラー出演する鈴木光氏が、効率的な勉強法を解説した一冊だ。「弁護士になる」という夢を叶えるために東大入試や司法試験予備試験を突破した著者が、自身の勉強方法を整理し、まとめている。具体的には、効率的な勉強を実践する方法として、「勉強目標・計画の立て方」「問題を解くための考え方を身につける方法」「暗記の仕方」「勉強する環境の整え方」「勉強計画の確認・修正方法」「科目別の攻略方法」が丁寧に解説される。
ビジネスパーソンが本書を読むと、資格試験に向けての効率的な勉強計画の立て方や、勉強方法がわかるだろう。資格試験を申し込んでテキストは買ったが、その後はあまり勉強が進まなかった――という経験のある方には、ピッタリの一冊である。
日々の業務をこなす中で、ついつい仕事中心になってしまい、勉強に手が回らないことがある。時間が限られているビジネスパーソンだからこそ、効率的な勉強が求められる。ぜひ本書を読んで勉強法を見直し、勉強の効率を上げていただければと思う。