書泉ブックタワー(東京・秋葉原)にて、ロールプレイングゲーム『オクトパストラベラー0』(スクウェア・エニックス)の発売を記念したPOP UP SHOP(開催期間:2025年12月11日~2026年1月18日)のサイン&写真撮影会イベントが2025年12月17日(水)に開催され、プロデューサーの鈴木裕人さん、ディレクターの木寺康博さん、ピクセルアーティストの森本志津佳さんが登場しました。
来場者には、初めてクリアしたRPGが「オクトパストラベラー」という小学生もいるなど、幅広いファンがイベントに参加していました。ファン同士の交流も生まれ、「新作をプレイしてすぐに開発者の方にゲームの感想を直接お伝えできるのは嬉しい」という声も上がりました。
本イベントは、2026年1月16日(金)に芳林堂書店高田馬場店(東京・高田馬場)でも開催されます。
イベントの様子
イベントでは、購入グッズへのサイン入れや写真撮影などが行われ、来場者にはイベント限定の記念カードが制作陣から直接手渡しでプレゼントされました。

▼缶バッジ、ミニ色紙、アクリルプレートバッジ、クリアステッカーミニ4種セット、プレミアムマルチラバーマット、パスケース、アクリルプレート(全31種)などを展開したPOP UP SHOP

▼会場には特製パネルを展開

▼来場者にはイベント限定の記念カードのプレゼントと、購入グッズへのサイン入れを実施

開発者インタビュー
―― 今回発売された『オクトパストラベラー0』で、前作よりパワーアップしている点はどんなところでしょうか。
鈴木 今作のキャッチコピーが「旅立とう、君が創る物語へ」で、「創る」というところに焦点をあてたゲームになっています。これまでのシリーズには無かったキャラクターメイクや、タウンビルドなど、各プレイヤー自身が主人公になって色々なものを創っていく物語です。
これまでのシリーズだと、8人の主人公から誰かの物語を選んでプレイしてもらっていましたが、今作は自分自身が主人公となって30人以上の仲間を集め、その上で復讐と復興の物語を歩んでいくという形になります。シリーズの良いところであるフィールドコマンドやブレイク&ブーストのバトルはあるのですが、それをある種パワーアップさせたような感じになっているかなと思います。あとは、8人編成バトルや追加システムがあるのですが、そちらはディレクターの木寺のほうから説明してもらいますね。
木寺 バトルに関しては、8人バトルになったことに加えて、自由度を持たせたいなと思って、セレクトアビリティというシステムを導入しました。これによって30人以上の仲間から好きなキャラクターを選び、自分の好きなようにカスタマイズして育てていくということができるようになっています。
加えて、タウンビルドという仕組みも導入しました。プレイしている方も仰っていただいているのですが、ストーリーやバトルにバランスよく入ってくるという仕組みが、気持ちよくバランス設定されていると好評をいただいており、挑戦して良かったなと実感しているところです。
森本 私の方からはドット絵の話になりますが、今回初めてドット絵でのキャラメイクができるようになって、髪の毛や、目・肌の色をそれぞれカスタマイズして、自分が好きなキャラクターを作ることができるようになりました。髪の毛もデザインとドットの両方を担当させていただいたのですが、どういう髪型にするかをかなり悩みました。8種類あったので、その中で特徴はつけすぎず、だけど地味すぎずというところを狙って、この8個の中からどれかいいなって思ってもらえるものを選んでもらえるような設計にしております。
――今回のテーマは「復讐と復興の物語」ですが、ゲームを通じて伝えたいメッセージはありますか。
鈴木 「あなた自身が主人公です」といっているのがメッセージの中心になります。ネタバレになってしまうのですが、自分の大事な故郷が滅ぼされるところからゲームが始まるので、その復讐、悔しい、憎いという気持ちで、滅ぼした敵たちに復讐を遂げたいというお話を選ぶか、それよりも自分の滅びた町を自分の手で復興したいという方に進んでいくかみたいなところが物語の大きなテーマかなと思います。
ぜひ、自分自身がオルステラ大陸(初代の『オクトパストラベラー』の舞台)で旅をしてみるという気持ちになってもらえるとよいかなと思います。
――ゲームの発売記念イベントなのに書店でイベントをやるというのがおもしろい点かと思うのですが、書店コラボキャンペーンを受けていただいた理由は何でしょうか。
鈴木 「オクトパストラベラー」シリーズのプレイヤーは多趣味な方が多くて、本をよく読まれている方が多いという印象を持っています。これまでも、購入いただいた方にはしおりをお配りするキャンペーンなどをやらせてもらっていたのですが、その中でも、発売した直後により熱心なプレイヤーの皆さんと触れ合うタイミングがほしいなということで受けさせていただきました。コラボカフェのようにお客さんがいらっしゃるところに行くことはあるのですが、逆に待ち構えているのは初めてなので緊張します。
――ゲームと書店の親和性はどんなところにあると思いますか。
鈴木 もともと『オクトパストラベラー』は、TRPG(テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム)というゲーム性をベースに作るとおもしろいかな、というところから企画が始まっています。ゲームの始祖のようなものが本から始まっているので、特に「オクトパストラベラー」シリーズに関しては、本と親和性がすごく高いかなと思っていますし、ファンの方もすごく本が好きな方が多いかなと思っています。
――今回のこの書店コラボキャンペーンに期待することは何かありますか。
木寺 さっきの親和性の話に近いのですが、『オクトパストラベラー0』の元になった『オクトパストラベラー 大陸の覇者』がコミカライズされたり、ゲームブック化されたりしているので、サイドストーリー的なものを出版して皆様に届けるということは今後も可能性としてあるのかなと思います。
今日のイベントでも熱量のあるプレイヤーから「ここってどういう風になっているんですか」とか、「裏の設定はどうなっているんですか」といった質問をいただくこともあるのかなと思うので、その設定資料や、今後アートブックなどを出させていただいた上で、コミュニケーションをはかっていくための一歩にするのがいいのかと思っています。
鈴木 初代の『オクトパストラベラー』の小説も出しているので、そういったいろんな発展が今日のイベントをキッカケにあるといいなと思っています。
――これから始まるイベントでファンの方とどんなお話をしたいとか、ファンの方との交流をどう考えているかを教えてください。
鈴木 プレイされた方には是非感想をお聞きしたいと思っていますし、まったくされていない方がいるかもしれないですけど(笑)、いまどれくらい進んでいるか、率直なご意見をうかがえるととても嬉しいなと思います。期待しているのは、おもしろかったといってほしい!(笑)
木寺 今回『オクトパストラベラー0』を発売するにあたって、新キャラクターも多数登場するので、どういうキャラクターが好きだったとか、そういう感想は特に聞きたいなと思っています。今後ゲームづくりの上で好きなキャラクターや、好きなものをお聞きできると次の作品に繋がっていくのかなと思うので、そういった意見は是非いただきたいなと思っています。
森本 私はキャラクタードットを作成したので、今作に登場するキャラクターの、どれが良かったかというのを聞いてみたいなと思いますし、今回初めてキャラメイクで髪型をつくってみたので、お気に入りはどれですかとか、そういうこともお聞きしたいなと思います。

ゲーム『オクトパストラベラー0』とは
2025年12月4日(木)にスクウェア・エニックスより発売されたロールプレイングゲーム。
全世界の出荷本数・ダウンロード数の合計が600万本を突破したRPG「オクトパストラベラー」シリーズの最新作で、シリーズ第1作である『オクトパストラベラー』と同じ「オルテスラ大陸」を舞台に、神の指輪を巡る復讐と復興の物語が描かれています。
