高校在学中の鮮烈なデビューから25年
2001年、高校在学中に『インストール』で第38回文藝賞を受賞し作家デビューを果たした綿矢りささんが2026年11月に、デビュー25周年を迎えます。
これを記念して、「WE❤綿矢りさ 作家デビュー25周年フェア」が全国の書店で開催されます。
今回のフェアには、朝日新聞出版、河出書房新社、講談社、集英社、小学館、新潮社、文藝春秋の7社が参加。出版社の垣根を越えて、デビュー作『インストール』から新刊まで、綿矢さんの作品が一堂に集結します。
参加書店では、綿矢さんの著作リストをはじめ、作品に登場する印象的な一文や著者直筆色紙などを収録したスペシャルフリーペーパーも数量限定で配布されます。
▲スペシャルフリーペーパー

高校在学中の鮮烈なデビューから25年。恋愛や友情、家族、生き方などを独自の感性と言葉で描いてきた綿矢さんの歩みを振り返りながら、これまで読んだことのなかった一冊にも出会えるフェアに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
〉フェア開催店はこちらからご確認ください
7社からピックアップ! 綿矢りささんの作品を一部ご紹介
『蹴りたい背中』
著者:綿矢りさ
発売日:2007年4月
発行所:河出書房新社
定価:572円(税込)
ISBN:9784309408415
高校に入ったばかりの“にな川”と“ハツ”はクラスの余り者同士。臆病ゆえに孤独な2人の関係のゆくえは……。世代を超えて多くの読者の共感をよんだ第130回芥川賞受賞作。
(河出書房新社公式サイト『蹴りたい背中』より)
『かわいそうだね?』
著者:綿矢りさ
発売日:2013年12月
発行所:文藝春秋
定価:792円(税込)
ISBN:9784167840020
同情は美しい? それとも卑しい?
「許せないなら別れる」――恋人の隆大が、求職中の元彼女・アキヨを居候させると言い出した。百貨店勤めの樹理恵は、勤務中も隆大とアキヨとの関係に思いを巡らせ落ち着かない。悩んだ末に樹理恵がとった行動は——。週刊誌連載時から話題を呼んだ表題作と、女子同士の複雑な友情を描く「亜美ちゃんは美人」の二篇を収録。第6回大江健三郎賞受賞作。(文藝春秋公式サイト『かわいそうだね?』より)
『ウォーク・イン・クローゼット』

発売日:2017年10月
発行所:講談社
定価:726円(税込)
ISBN:9784062937719
“対男用”のモテ服好みなOL早希と、豪華な衣裳部屋をもつ人気タレントのだりあは、幼稚園以来の幼なじみ。危うい秘密を抱えてマスコミに狙われるだりあを、早希は守れるのか? わちゃわちゃ掻き回されっ放しの、ままならなくも愛しい日々を描く恋と人生の物語。表題作他「いなか、の、すとーかー」収録。
(講談社公式サイト『ウォーク・イン・クローゼット』より)
『私をくいとめて』

発売日:2020年2月
発行所:朝日新聞出版
定価:704円(税込)
ISBN:9784022649492
黒田みつ子、もうすぐ33歳。一人で生きていくことにも抵抗はなく、悩みは脳内の分身「A」に相談。でも、いつもと違う行動をして何かが決定的に変わってしまうのが怖いんだ……。同世代の気持ちを説得力をもって描く著者の、待望の文庫化。
(朝日新聞出版公式サイト『私をくいとめて』より)
『生のみ生のままで 上・下』

発売日:2022年6月
発行所:集英社
定価:各704円(税込)
ISBN:(上)9784087443950、(下)9784087443967
25歳、夏。逢衣は恋人の颯と出かけたリゾートで、彼の幼馴染とその彼女・彩夏に出会う。芸能活動しているという彩夏は、美しい顔に不遜な態度で、不躾な視線を寄越すばかり。けれど、4人でいるうちに打ち解け、東京へ帰った後も、逢衣は彼女と親しく付き合うようになる。そんな中、彼との結婚話が出始めた逢衣だったが、ある日突然、彩夏に唇を奪われ––。女性同士の情熱的な恋を描く長編。
(集英社公式サイト『生のみ生のままで』より)
『あのころなにしてた?』

発売日:2024年8月
発行所:新潮社
定価:825円(税込)
ISBN:9784101266541
すべての予定が消えた今、今日は何をしようか――。深刻さと楽観視がくるくる入れ替わった「あのころ」。おうち時間に作った「噛むとゴリゴリ鳴るほど固いパン」を家族で味わい、リモートでラジオに生出演し、カフェで談笑する女子高生たちが「好きな人のマスク姿」にときめく様を想像する。2020年、めまぐるしい日々のなか綴られた著者初の日記エッセイ!
(新潮社公式サイト『あのころなにしてた?』より)
『グレタ・ニンプ』
著者:綿矢りさ
発売日:2026年1月
発行所:小学館
定価:1,870円(税込)
ISBN:9784093965590
俊貴は控えめで笑顔が可愛い由依と結婚する。不妊治療を4年続けた末、夫婦2人で生きていくと決めた矢先、俊貴が仕事から帰宅すると、由依が珍妙な格好で踊っていた。「ヨウセイダーーーーッ!」。妊娠した喜びで(!?)由依は内面、外見ともに豹変。髪型はデニス・ロッドマンのように、喋り方は『ドラゴンボール』の孫悟空のようになる。
「あああ、もう声出さねえと、やってられねえ!痛い!めちゃくちゃ痛い!腹ん中で赤ん坊が暴れ回ってやがる!」ほか共感&爆笑の連続で、読んだら元気になります!(小学館公式サイト『グレタ・ニンプ』より)
綿矢りささんプロフィール
わたや・りさ。1984年、京都府生まれ。2001年に『インストール』で文藝賞を受賞しデビューし、2004年には『蹴りたい背中』で芥川賞を史上最年少で受賞。その後も『かわいそうだね?』で大江健三郎賞、『生のみ生のままで』で島清恋愛文学賞を受賞。2026年10月には最新刊『ま、さじ加減でしょ。』が刊行されている。
