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乃木坂46 高山一実『トラペジウム』で小説家デビュー!気になる内容は?

乃木坂46初の小説家が誕生!

乃木坂46メンバー 高山一実さんによる小説デビュー作『トラペジウム』が、11月28日(水)にKADOKAWAより発売されることが決定しました。

『トラペジウム』は、現役トップアイドルである高山さんが「アイドルを目指す、ある女の子の10年間」について綴った長編青春小説。

雑誌「ダ・ヴィンチ」2016年5月号~2018年9月号で連載された内容を、大幅な加筆修正のうえ単行本化したものです。

あらすじ
高校1年生の東ゆうは、「絶対にアイドルになる」ため、己に4箇条を課して高校生活を送っていた。「SNSはやらない」「彼氏は作らない」「学校では目立たない」「東西南北の美少女を仲間にする」。努力の末、ついに東西南北の“輝く星たち”を仲間にした東が、己のすべてをかけて追いかけた夢の結末とは!?



昨年刊行の“投資本”でも話題になった人気アイドル

高山一実さんは1994年2月8日生まれ、千葉県南房総市出身。2011年8月に乃木坂46第1期メンバーオーディションに合格し、“かずみん”の愛称で親しまれています。

2016年4月より「ダ・ヴィンチ」で『トラペジウム』の連載を開始。同年9月にファースト写真集『高山一実写真集 恋かもしれない』を刊行し、2017年9月には、アイドルとしては異例の“投資本”『お金がずっと増え続ける投資のメソッド』が、奥山泰全さんとの共著で出版されました。

 

「書き終えるまでは捨てるものがあってもいい」とまで思ったデビュー小説

連載開始当初、自身のブログで「自発して燃えることって、今まであんまりなかった私ですが 初めて心から湧き上がる何かがありまして、これを書き終えるまでは 捨てるものがあっていいのかなと思うくらいです。プライベートを執筆に費やせることがとても嬉しいです」と綴っていた高山さん。

単行本発売にあたって、下記のようにコメントを寄せています。

長編執筆の決意をしてから2年半、バッグには常に原稿が入っていました。トラペジウムのことを考えなかった日は一度もありません。
どんなメッセージを含ませたいか、その為にはどうやってストーリーを運んでいけば良いか、アイドルはどうあるべきか、主にこの3つを繰り返し自分に問いかけ、なんとか一冊の本に纏めることができました。

《アイドルの在り方》については主観というより統計かもしれません。ヒントをくれる人たちが常に近くにいましたので、環境と時間が答えへと導いてくれました。
夢を与える職業と言われているアイドル。「小説」は、その夢の与え方がずっとわからなかった私が、やっと見つけた可能性です。どうか読んでくださった方の未来を照らす作品となりますように。

芥川賞作家の中村文則さん、羽田圭介さんも、それぞれ「これは一つの青春の終わりから、次の青春へ向かう物語」「時折あらわれる、鋭い“いじわる”表現が良い」と称賛している同作。連載を追っていた方もそうでない方も、発売を楽しみに待ちましょう。

なお刊行を記念して、発売2日前の11月26日(月)に八重洲ブックセンターにてイベントが開催されることになりました。

現時点では詳細が公開されておらず、今後同店公式HP(http://www.yaesu-book.co.jp/)にて随時発表されるとのことです。