国指定文化財である福岡県の老舗料亭旅館「柳川藩主立花邸 御花」が、2021年より毎夏開催している「奇怪夜行」。これと連動した企画展「文喫奇怪夜行」が、8月6日（火）から9月8日（日）までの約1か月間、「文喫 福岡天神」で開催されます。
「奇怪夜行」は、旧柳川亭藩主立花家に伝わる妖怪絵巻「芸州武太夫物語絵巻」に着想を得て生まれたアートイベントで、福岡の伝統工芸品である八女提灯に妖怪を描いた「妖怪提灯」の展示をはじめ、怪談師による怪談会などが毎年行われています。
文喫 福岡天神の企画展「文喫奇怪夜行」では、この「芸州武太夫物語絵巻」に登場する妖怪を壁面展示で紹介するほか、有料エリアには妖怪の描かれた提灯を展示。さらに展示期間のうち8月6日（火）～11日（日）の夕方16時以降は、照明を落とした空間に妖怪提灯が浮かび上がる夜間特別営業が行われます。
また店内喫茶では、柳川名物・うなぎのせいろ蒸しを贅沢におむすびにした「おはなのうむすび」や、不気味だけれどどこか可愛らしい“こわかわ”な「奇怪夜行のアイシングクッキー」を使用したスイーツを提供。そのほか、親子で参加できる映画無料上映イベントや工作ワークショップ、プレゼントありの「妖怪ビンゴ」なども実施されます。
（画像は「柳川藩主立花邸 御花」での展示の様子）
企画展「文喫奇怪夜行」概要
開催期間：2024年8月6日（火）～9月8日（日）10:00～20:00
会場：文喫 福岡天神（〒810-8680 福岡県福岡市中央区天神2-5-35 岩田屋本店本館7階）
アクセス：福岡市地下鉄空港線天神駅より徒歩10分
入場料：無料（ただし一部の原画は店内有料エリアにも展示予定。有料エリアへの入場料はこちら）
※有料エリアへの入場料は、通常プランのほか、親子割、学割、夕方料金あり。会期中に実施する「夜間特別営業」期間中の夕方料金（16:00以降）は、通常料金に100円追加し、平日1,090円、土日祝1,200円となります。
▼企画内容
1．「芸州武太夫物語絵巻」登場妖怪の紹介展示（無料エリア・有料エリア）
2．妖怪提灯の展示（有料エリア）
3．妖怪提灯および「奇怪夜行」妖怪グッズの販売（無料エリア）
4．特製妖怪シールのプレゼントあり「妖怪ビンゴ」（有料エリア）
5．喫茶コラボメニュー提供「おはなのうむすび」「奇怪夜行のアイシングクッキー使用スイーツ」
6．夜間特別営業【8月6日（火）～11日（日）】
7．親子向けイベント：児童書室での「へっちゃらへいたろう」無料上映【8月10日（土）・11日（日）16:00以降、各回25分】
8．「奇怪夜行」コラボアーティストによる似顔絵イベント【8月10日（土）】
9．親子向け工作ワークショップ【8月11日（日）】
