2月17日(土)、岩手県盛岡市の駅ビル「フェザン」にて、柚月裕子さんの『風に立つ』刊行記念トークショー&サイン会が開催されます。
柚月さんは岩手県出身で、実写映画化もされた「孤狼の血」シリーズや「合理的にあり得ない」シリーズなどを手掛けてきたミステリーの旗手。新作『風に立つ』は、岩手・盛岡を舞台にした、柚月さんにとって初となる家族小説です。
- 風に立つ
- 著者:柚月裕子
- 発売日:2024年01月
- 発行所:中央公論新社
- 価格:1,980円(税込)
- ISBNコード:9784120057281
問題を起こし家裁に送られてきた少年を一定期間預かる制度――補導委託の引受を突然申し出た父・孝雄。南部鉄器の職人としては一目置いているが、仕事一筋で決して良い親とは言えなかった父の思いもよらない行動に戸惑う悟。納得いかぬまま迎え入れることになった少年と工房で共に働き、同じ屋根の下で暮らすうちに、悟の心にも少しずつ変化が訪れて……。家族だからこそ、届かない想いと語られない過去がある。岩手・盛岡を舞台に、揺れ動く心の機微を掬いとる、著者会心の新たな代表作!
(中央公論新社公式サイト『風に立つ』より)
『風に立つ』刊行記念トークショー&サイン会 概要
場所:盛岡駅ビル フェザン 本館1F フェザンパティオ
日時:2024年2月17日(土)13:00~
参加条件:さわや書店各店で『風に立つ』を購入の方
参加方法:さわや書店各店で購入した『風に立つ』を当日お持ちください
※会場にて『風に立つ』の販売も実施されます
主催:さわや書店
問い合わせ先(さわや書店)
TEL:019-653-4411
Mail:sawayagaisyou@yahoo.co.jp
柚月裕子さんプロフィール
柚月裕子(ゆづき・ゆうこ)1968年岩手県生まれ。
2008年『臨床真理』で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。2013年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、2016年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。2018年『盤上の向日葵』で「2018年本屋大賞」2位。そのほかの著書に『慈雨』『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』『暴虎の牙』『月下のサクラ』『ミカエルの鼓動』『教誨』など。
施設概要
盛岡駅ビル フェザン
住所:岩手県盛岡市盛岡駅前通1-44
営業時間:10:00~20:00