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  • AV女優から新聞記者、芥川賞候補という異色の経歴を持つ鈴木涼美さんの人生を変えた本とは?「#木曜日は本曜日」プロジェクト第10弾

    2022年12月08日
    本屋を歩く
    ほんのひきだし編集部
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    「#木曜日は本曜日」プロジェクト

    10月6日(木)に始動した、週に1回本屋へ足を運ぶ習慣づくりを目指す新プロジェクト「#木曜日は本曜日」(主催:東京都書店商業組合)。毎週木曜日に本屋と本を愛する著名人やインフルエンサー、作家などの十数人が、「人生を変えた本」をテーマに実際に本屋で語るインタビュー動画を公開するとともに、彼らが選んだ人生を変えた本10冊を東京都内の約180店舗で販売するという試みです。

    第1弾となる俳優・歌手の上白石萌音さんから、第9弾の小説家・カツセマサヒコさんが紹介する人生を変えた本については、特設サイトおよび東京都書店商業組合公式YouTubeチャンネル「東京の本屋さん~街に本屋があるということ~」にて動画を公開中です。

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    12月8日(木)からの第10弾は、元AV女優で作家の鈴木涼美さんが担当します。

    鈴木涼美さんプロフィール
    慶應義塾大学環境情報学部在学中にAV女優としてデビュー。東京大学大学院修士課程修了後、日本経済新聞社に勤務。東京本社地方部都庁担当、総務省記者クラブ、整理部などに所属。
    著書に『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』『オンナの値段』『非・絶滅男女図鑑』『ニッポンのおじさん』『JJとその時代 女のコは雑誌に何を夢見たのか』『娼婦の本棚』『ギフテッド』等がある。



     

     

    鈴木涼美さんの人生を変えた10冊

    慶應義塾大学在学中にAV女優デビュー、卒業後は日本経済新聞社に勤務、退社後は作家として活動するという異色の経歴を持つ鈴木さん。小説デビュー作『ギフテッド』が第167回芥川賞候補作となったことでも話題となりました。

    「本を読むたびに、どんな本でも人生は1cmくらいは変わっている」と語る鈴木さんが選んだ「人生を変えた10冊」の中から、選書コメント(動画より抜粋)とともに2冊を紹介します。本棚のデザインをあしらった限定しおり(写真)も開催書店で配布しています。
    ※全10冊および書棚設置&オリジナルしおり配布店舗は「#木曜日は本曜日」特設サイトをご覧ください。

     

    『カストロの尻』(金井美恵子)

    カストロの尻
    著者:金井美恵子
    発売日:2017年05月
    発行所:新潮社
    価格:2,200円(税込)
    ISBNコード:9784103050056

    「小説家の『幸福』」をめぐる考察、デイジーの刺繡をしたブラウス、岡上淑子によるフォト・コラージュ作品、謎めいた宿命の女、胡同(フートン)に咲き乱れるジャスミンの香り、金粉ショーのダンサーとの狂乱の恋、そして「塊」と「魂」。無数の映像や小説、夢や記憶の断片が繊細に絡み合い紡がれ、ここに前代未聞の物語が誕生した!

    (新潮社公式サイト『カストロの尻』より)

    選書コメント:最初は批評エッセイみたいなものから始まるのですが、読んでいるうちに全く毛色の違う小説になっている作品です。それがとても鮮やかで、金井さんのいろいろな側面を味わえる1冊です。もともと母が金井さんのファンで、勧められた『夜になっても遊びつづけろ』というエッセイを読んで、読者に全く媚びていないという部分も影響を受けています。

     

    『新釈遠野物語』(井上ひさし)

    新釈遠野物語 36刷改版
    著者:井上ひさし
    発売日:2003年04月
    発行所:新潮社
    価格:649円(税込)
    ISBNコード:9784101168074

    遠野山中に住まう犬伏老人が語ってきかせた、腹の皮がよじれるほど奇天烈なホラ話……。名著『遠野物語』にいどむ、現代の怪異譚。

    (新潮社公式サイト『新釈遠野物語』より)

    選書コメント:どんな人にもおすすめできる1冊です。柳田國男さんの『遠野物語』のパロディ的な本なのですが、単なるパロディに留まらずに、めちゃくちゃ面白い小噺がたくさん入っています。本を一回も読んだことがない人でも面白く読める作品です。井上ひさしさんは、日常をものすごく楽しんでいる人で、井上さんの本を読んでいると、世界は“クソ”だったとしても、見方によっては楽しむことができるということがよく分かります。

     

    動画の紹介

     

    プロジェクトの背景

    近年、電子書籍の台頭・書籍のネット購入率の増加などを受け全国の本屋の数が激減しています。2000年には21,495店舗存在した本屋が2020年には11,024店舗(出版科学研究所調べ)と約半数にまで落ち込み、東京都にある中小書店(街の本屋)を中心に組織する東京都書店商業組合の加盟店舗数もまた、2022年1月時点で287店とピークだった1984年の1,426店から8割程度減少しています。

    こうした苦境を受け同組合では、お客様の忙しい日々の中でゆっくり本と向き合う時間として、週の真ん中に位置する“木曜日”に目を向け、週に1回本屋へ足を運ぶ習慣づくりを目指して「#木曜日は本曜日」プロジェクトを開始しました。

    同プロジェクトは東京都中小企業団体中央会の特別支援「デジタル技術活用による業界活性化プロジェクト」として、同中央会より委託を受け、東京都書店商業組合が運営しています。

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    〉〉〉「#木曜日は本曜日」特設サイトはこちら




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