激闘の日本シリーズを徹底解説!
スポーツ総合雑誌『Sports Graphic Number』1131号「BASEBALL FINAL 2025 ドジャース連覇&ホークス日本一」が、11月6日(木)に発売されました。
今号は、毎年恒例の「BASEBALL FINAL」特集です。福岡ソフトバンクホークスと阪神タイガースが対戦した日本シリーズを全戦解説します。
さらに、今季限りでの引退を決めた中田翔選手を筆頭に、退任する高津臣吾監督と吉井理人監督、そして新人王を争った大卒ルーキートリオ、宗山塁選手、渡部聖弥選手、西川史礁選手の特別インタビューなどが掲載されています。
海の向こう、メジャーリーグでは、ドジャースに所属する日本の3選手がワールドシリーズを戦い、見事連覇を達成しました。
山本由伸投手がMVPを獲得し、大谷翔平選手は歴史的な活躍を見せ、佐々木朗希投手のリリーフでの貢献もありました。表紙は、第7戦のゲームセットの瞬間、咆哮する山本投手の写真となっています。
日米の激闘のフィナーレを総まとめにした一冊を、ぜひ書店で手に取ってお楽しみください。
本誌の内容
【CONTENTS】
■SPECIAL FEATURES
[ワールドシリーズ詳報]
ドジャース&山本由伸「野球が本来あるべき姿」(文:笹田幸嗣)
[クローズアップ]
大谷翔平「二刀流で臨んだ頂上決戦」(文:生島淳)
■日本シリーズ全5戦 完全詳報
[優勝ドキュメント]
福岡ソフトバンクホークス「苦境を打開した言葉の力」(文:酒井俊作)
[MVPインタビュー]
山川穂高「この感覚を忘れたくない」(文:田尻耕太郎)
〈プロフェッショナル解説〉(文:酒井俊作、鷲田康、佐藤春佳)
内川聖一/下柳剛
・第1戦 ソフトバンク1-2阪神
KEYMAN▶近本光司/近藤健介
・第2戦 ソフトバンク10-1阪神
KEYMAN▶山川穂高/坂本誠志郎
・第3戦 阪神1-2ソフトバンク
KEYMAN▶モイネロ/大山悠輔
・第4戦 阪神2-3ソフトバンク
KEYMAN▶大津亮介/佐藤輝明
・第5戦 阪神2-3ソフトバンク
KEYMAN▶柳田悠岐「体が勝手に反応した」/石井大智「力の差を感じていた」
[引退記念インタビュー]
中田翔「ピッチャーだったらなって何度も考えましたよ」(文:鈴木忠平)
[退任監督インタビュー①]
髙津臣吾「来年は神宮のスタンドで」(文:生島淳)
[退任監督インタビュー②]
吉井理人「未来のための決断」(文:酒井俊作)
[躍動したルーキーズ①]
宗山塁「ショートを守り抜いたこと」(文:佐藤春佳)
[躍動したルーキーズ②]
渡部聖弥「1巡目との差を埋めなきゃと」(文:中村計)
[躍動したルーキーズ③]
西川史礁「何かを変えなきゃ生まれ変われない」(文:茂野聡士)
[球界トピックス2025]
今年もこんなことがありました イチロー/つば九郎/長嶋茂雄/石井大智 ほか
『Number』1131号 担当デスク・田村航平さんのコメント
『Number』で毎年恒例の「BASEBALL FINAL」特集ですが、2025年は日米の野球界で大きな出来事が多いシーズンとなりました。ホークスとタイガースが対戦した日本シリーズを今年も全戦解説で詳報し、今季限りでの引退を決めた中田翔選手を筆頭に、退任される高津臣吾監督と吉井理人監督、さらに新人王を争った大卒ルーキートリオ、宗山塁選手、渡部聖弥選手、西川史礁選手の特別インタビューなどを掲載しています。
それらのページの校了真っただ中で、海の向こうでは日本が生んだドジャースの3選手がワールドシリーズを戦っていました。結果は皆さんもご存じの通り、山本由伸投手がMVPを獲得し、大谷翔平選手は歴史的な活躍を見せ、佐々木朗希投手のリリーフでの貢献もありました。緊急校了で表紙は第7戦のゲームセットの瞬間、咆哮する山本投手の写真に差し替えました。
興味深いのが、偶然にも今号のインタビューで中田選手がファイターズに入団してきた頃の大谷選手を、高津監督が日本シリーズで2年連続で対戦した山本投手を、吉井監督がコーチ時代から指導してきた佐々木投手を、それぞれの視点で語っていることです。プロ野球の発展がメジャーリーグの盛り上がりにつながっていることを、改めて感じられる内容になっています。
書誌情報

発売日:2025年11月6日 ※首都圏基準
発行所:文藝春秋
特別定価:840円(税込)
