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この結末は誰にも言わないで!伊坂幸太郎の最新長編ミステリー『さよならジャバウォック』が発売

伊坂幸太郎『さよならジャバウォック』

いったい何が起きているのか? 伊坂ミステリーの真骨頂!

デビュー25周年を迎えた伊坂幸太郎さんの書き下ろし長編ミステリー『さよならジャバウォック』が、10月22日に発売されました。

この世界は何かがおかしい。一体何が起きているのか? 冒頭からは全く想像のつかないラストに辿り着く本作は、「読者をびっくりさせたい」という伊坂ミステリーの真骨頂ともいえる作品です。謎の渦に飲まれるような読書体験を、ぜひご堪能ください。

また、デビュー25周年を記念した『さよならジャバウォック』特設サイトも公開中です。冒頭試し読みや著者インタビュー、綾辻行人さんからのコメント、スペシャルPVなど、作品の世界観が垣間見えるコンテンツが満載です。書籍とあわせてお楽しみください。

 

伊坂幸太郎さんからのメッセージ

「いったい何が起きているのか? どうなっているの?」
と思いながら、最後には想像しなかったところに着地する。
僕が書きたい小説はずっとそうで、それが僕なりのミステリーだと思っています。
デビュー25年目にまだこういう小説を完成させられて達成感があります!!
この結末は誰にも言わないで!

───伊坂幸太郎

 

『さよならジャバウォック』スペシャルPV

 

書誌情報

伊坂幸太郎『さよならジャバウォック』『さよならジャバウォック』
著者:伊坂幸太郎
発売日:2025年10月22日
発行所:双葉社
定価:1,870円(税込)
ISBN:9784575248524

〈あらすじ〉

結婚直後の妊娠と夫の転勤。その頃から夫は別人のように冷たくなった。
彼からの暴言にも耐え、息子を育ててきたが、ついに暴力をふるわれた。
そして今、自宅マンションの浴室で夫が倒れている。
夫は死んだ、死んでいる。私が殺したのだ。
もうそろそろ息子の翔が幼稚園から帰ってくるというのに……。
途方に暮れていたところ、2週間前に近所でばったり会った
大学時代のサークルの後輩・桂凍朗が訪ねてきた。
「量子さん、問題が起きていますよね? 中に入れてください」と。

〉本書の特設サイトは、こちら

 

著者プロフィール

伊坂幸太郎

いさか・こうたろう。1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、「死神の精度」で日本推理作家協会賞(短編部門)、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞と第21回山本周五郎賞を受賞。2014年『マリアビートル』で大学読書人大賞、2020年『逆ソクラテス』で第33回柴田錬三郞賞を受賞。

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