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防犯×性教育をまんがで学べる!親子で読みたい『子ども防犯性教育』の本が発売中

家族で読んでこの一冊で子どもを一生守る!『防犯+性教育』本

10月22日(水)に『10歳までに知っておきたい まんがでわかる! 子ども防犯性教育』が発売されました。

昨今、子どもが巻き込まれる性犯罪は増加の一途をたどっています。「危ない人や場所に気をつけなさい」と言われても、どんな人が危険なのか、どう行動すれば身を守れるのか、その基準は小学生にとって依然としてあいまいです。

こうした状況に対し、本書は「子ども自身が自分の体の大切さを理解し、自分の身を守るために行動できるようになること」を目指して制作されました。

まんがを通して、実際の事例や身近な場面をもとに、子どもが「これはイヤ」「これは危ない」と感じ取る感覚を育て、緊急時の然るべき対応を具体的に学べる内容になっています。

さらに「性」にまつわる正しい知識や、自分と他者の心と体を大切にする考え方も、自然なかたちで伝えています。いやなことを言葉にして伝え、助けを求めること、他の人にとっていやなこともしないこと––––そうした「性」と「安全」を結ぶ学びを通じ、子どもたちが性被害者にも性加害者にもならないための力を育んでいく一冊です。

 

この本のここがすごい!①

本書は、これまで別々に教えられることの多かった「性の知識」と「防犯の知識」が、産婦人科医と防犯教育専門家の監修のもと一冊にまとめられています。

防犯性教育1

防犯性教育2

 

この本のここがすごい!②

自分の体の大切な部分=プライベートゾーンの意味やこれから訪れる体の変化や命の仕組み、危ない場所や人の特徴、緊急時に助けを呼ぶ方法など、子どもが自分を守るためにしっかり理解してほしい内容が、ギャグ満載のフルカラーまんがで掲載されています。

まんがで学んだ知識を活かして子どもが解けるワークも収録されており、小学校1〜4年生の子どもが何度も読み返して、楽しく知識を定着させることができます。

防犯性教育3

防犯性教育4▲ワーク一例

 

この本のここがすごい!③

子どもが気をつけるべき危ない場所の特徴やあやしい人の特徴を、覚えやすいキャッチーな標語で解説!

標語で解説した内容をまんがとワークで反復するので、子どもの防犯リテラシーが無理なく身につきやすいように構成されています。

防犯性教育6

 

この本のここがすごい!④

さらに保護者向けに、家庭で実践できる性教育と防犯のポイントも掲載されています。親子で楽しく学びながら、今日から使える知識が自然と身につく一冊です。

防犯性教育5

 

書誌情報

9784046070692防犯性教育『10歳までに知っておきたい まんがでわかる! 子ども防犯性教育』
監修:高橋幸子(産婦人科医)、清永奈穂/まんが作画:フルカワマモる
発売日:2025年10月22日
発行所:KADOKAWA
定価:1,650円(税込)
ISBN:9784046070692

目次

はじめに この本の使い方

【第一章】 プライベートゾーンって何?どこ?
【保護者向け記事】 「プライベートゾーン」についてお子さんに伝えるときに大事なこと3つ

【第二章】 男の子と女の子の体について
【保護者向け記事】 体の変化を迎える男の子の保護者にお伝えしたいこと3つ
【保護者向け記事】 体の変化を迎える女の子の保護者にお伝えしたいこと3つ

【第三章】 赤ちゃんはどうやってできるの?
【保護者向け記事】 体の変化が始まる年頃に、保護者がすべき2つの大切な対応

【第四章】 性犯罪にまきこまれない準備
【子ども向け記事】 ひまわり・はちみつじまんワークの答え
【保護者向け記事】 お子さんの身を守るために必要な日頃の準備3つ

【第五章】 正しい自分の守り方
【保護者向け記事】 お家で練習できる!正しい自分の守り方3つ

 

著者プロフィール

監修:高橋幸子
たかはし・さちこ。産婦人科医。山形大学医学部医学科卒業。埼玉医科大学医療人育成支援センター・地域医学推進センター助教。全国の小学校・中学校・高等学校にて性教育の講演を行う。


監修:清永奈穂
きよなが・なほ。NPO法人体験型安全教育支援機構代表・理事、株式会社ステップ総合研究所所長。教育学博士(日本女子大学)。犯罪、いじめ、災害などから命を守るための研究に取り組み、各地の自治体や幼稚園、小学校などで体験型の安全教育を行う。


まんが作画:フルカワマモる
児童書の挿絵、まんが、絵本を主に手掛ける。子ども読者が楽しめる動きのあるキャラクター表現と学びの要素をわかりやすく伝える描写が持ち味。

 

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