『漫画 きみのお金は誰のため』が9月18日(木)に発売されました。
本書は、累計発行部数30万部(2025年9月時点)を突破した社会的金融教育家・田内学さんのベストセラー小説『きみのお金は誰のため』を漫画化した作品で、「お金って、なんのためにあるの?」という問いを多くの読者に届けています。
2022年には高校の授業で「金融教育」が導入
2022年には高校の家庭科に「金融教育」が導入され、学校でのお金の学びが本格的に始まりました。成年年齢の引き下げやキャッシュレス化の進展により、子どもたちが社会に出る前に「お金」と真剣に向き合う機会が求められています。
お金の本当の役割とは何か。私たちはなぜ働き、なぜお金を使うのか。本書は、大人も子どもも一緒に考えられる【経済と幸福】の本質に迫る一冊です。人生や社会をより豊かにするための「お金の授業」を体験してみてはいかがでしょうか。
本書の内容を一部公開!
事前に読んだ方々の感想
本書を事前に読んだ方々からは、「お金に対する見方が変わった」「背中を見せられる大人でありたいと心を動かされた」など、たくさんの感想が寄せられました。
▼大人の感想
・子どもにも、もちろん読ませたいけれど、その前に「私は、どうだろう? 背中を見せられる大人でありたい」と強く心を動かされた1冊です。(会社経営・40代)
・お金の本と言われるとつい敬遠してしまうのですが、親しみやすい絵柄で読みやすく、するする頭に入ってきました。登場人物たちの豊かな表情には思わず笑ってしまいました。(書店員・30代)
▼高校生の感想
・この本を読んで、お金に対する見方が変わりました。(高校1年)
・ただの「お金の話」だと思っていたけれど、読み進めるうちに、人との関わりや生き方にまで話が広がっていて、とても感動しました。(高校1年)
・ただお金自体を信じるよりも、お金を払って得た「品物」の作られた背景、労力などを考えることは、社会における必要条件なのだとわかりました。(高校3年)
・お金を稼ぐために働くのではなく、誰かの役に立つために働くことができる大人になりたいです。(高校3年)
各界の著名人からの推薦コメント
刊行にあたり、起業家・金融専門家・教育関係者など、各界の著名人から推薦コメントが寄せられています。一部抜粋して掲載します。
松本大さん(マネックスグループ会長)
お金と経済の本質に迫る力作。お金と経済と愛の物語に感動した。
日髙光啓さん(株式会社BMSG 代表取締役社長)
いくら稼いだ、じゃなく稼ぎ方と使い方、そして未来のために何をしたか、できるか…その一歩目の為の考え方。本当の意味で人が豊かになる為の一冊、今の日本人にこそ読んで欲しい一冊です。
葉一さん(教育YouTuber「とある男が授業をしてみた」)
あなたが持っている100円玉。この本を読み終わったとき、その100円玉に今までと“違う意味”を感じるはずです。
本書の特徴
お金と社会のつながりが、自然と理解できる
お金は単なる道具ではない――社会の仕組みや働く意味とのつながりを、物語を通して実感できる構成になっており、読後も心に深く残る、驚きの結末が待っています。物語としてのおもしろさもたっぷりで、読後に親子で感想を語り合いたくなる一冊です。
子どもから大人まで親しみやすい「総ルビ」仕様と優しい絵柄
すべての漢字にルビが振られており、小学生・中学生でも読みやすくなっています。感情豊かで親しみやすい絵柄で、読者の心にじんわりと届きます。
文部科学省の新しい学習指導要領にも対応
家庭や学校での“お金の学び”の入り口に最適で、近年の教育現場で重視される「金融リテラシー」や「社会とのかかわり」を楽しく学べる教材としても活用できます。授業やワークショップでも活用できる、新しい金融教育の教材としてもおすすめです。
書誌情報
原作:田内学、漫画:吉岡味二番
発売日:2025年9月18日
発行所:Gakken
定価:1,650円(税込)
ISBN:9784054070370
「将来は年収の高い仕事につきたい」――そう思っていた主人公、中学2年の優斗(ゆうと)は、ある日、七海(ななみ)と一緒に不思議な屋敷に行き、「ボス」と呼ばれる謎の男性に出会います。男性は言います。「お金の正体を理解できたら、この屋敷ごとあげてもいい」――。それからボスのお金の授業が始まりました。そして待ち受ける驚きの真実とは。
(Gakken公式サイト『漫画 きみのお金は誰のため』より)
原作書籍はこちら
- きみのお金は誰のため
- 著者:田内学
- 発売日:2023年10月
- 発行所:東洋経済新報社
- 価格:1,650円(税込)
- ISBNコード:9784492047354
著者プロフィール
田内学(原作)
たうち・まなぶ。お金の向こう研究所代表/社会的金融教育家。1978年生まれ。東京大学工学部卒業。同大学大学院情報理工学系研究科修士課程修了。2003年、ゴールドマン・サックス証券株式会社入社。以後16年間、日本国債、円金利デリバティブ、長期為替などのトレーディングに従事。日本銀行による金利指標改革にも携わる。著書に、同書のほか、『お金のむこうに人がいる』(ダイヤモンド社)、『10才から知っておきたい 新しいお金のはなし』(ナツメ社)などがある。
吉岡味二番(漫画)
よしおか・あじにばん。東京都出身。漫画家・イラストレーター。キャンプやアウトドアをテーマに、動物や歴史上の人物をユーモラスに描く作風で人気を集める。代表作に、平安時代の貴族がキャンプ飯に挑む『ひよりの草子』(朝日新聞出版)、子ネコがソロキャンプに挑む『ネコキャン!』(同)などがある。日常の創作の様子をつづる「漫画日記」や「落書き」、酒や料理を題材にした作品も発表しており、AmebaブログやXなどでも発信中。