累計発行部数240万部超の「八咫烏シリーズ」が人気の作家・阿部智里さんによる精霊ファンタジア『皇后の碧(みどり)』が5月29日(木)に発売されます。
- 皇后の碧
- 著者:阿部智里
- 発売日:2025年05月
- 発行所:新潮社
- 価格:1,980円(税込)
- ISBNコード:9784103559511
『皇后の碧』
『皇后の碧』は、風・土・火・水の精霊たちが織り成す、まったく新しい読み味のファンタジー小説です。誰が味方で誰が敵なのか、後宮は何を隠しているのか、そして「皇后の碧」が真に意味するところとは――謎が謎を呼ぶ、新次元の物語の誕生です。
【あらすじ】
少女ナオミは、風の精霊を統べる皇帝から「私の寵姫の座を狙ってみないか?」と突然誘われる。皇帝の後宮には皇后と愛妾がおり、彼の胸には皇后の瞳の色に似ている緑の宝石を選び抜いた首飾り「皇后の碧」が常に輝いていた。訝りつつ己が選ばれた理由を探るうち、ナオミは後宮が大きな秘密を抱えていることに気づくが……。
発売前から読者も書店員も注目!
読書コミュニティサイト・読書メーターの「読みたい本」ランキング・単行本部門で、月間1位を獲得(5月21日調べ)。SNS上でも「試し読み、面白かった!」「楽しみすぎる」など、発売前から読者から熱い注目を受けています。
また、いち早く本書を読んだ書店員さんから、「一気読み!」「ラスト、あまりの展開に言葉を失った」など、大興奮の声が多数寄せられています。
個性豊かなキャラクタービジュアル
属性に応じた美しさが際立つ主要登場人物たち。彼らがどのように交わり、物語を紡ぎ出していくのでしょうか。
(イラスト: kokuno)
著者のプロフィール
阿部智里(あべ・ちさと)
1991年、群馬県前橋市生まれ。早稲田大学文化構想学部在学中の2012年、『烏に単は似合わない』で松本清張賞を史上最年少で受賞。17年、早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。24年、デビュー作から続く和風大河ファンタジー「八咫烏」シリーズで第9回吉川英治文庫賞受賞。ほかの著書に『発現』がある。