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湊かなえさんの“守る”がテーマのミステリー「王国」が『anan』(5月14日発売号)より連載スタート!

anan2446号

湊かなえ最新作は、“イケメン”が多数登場のミステリー!

作家・湊かなえさんのミステリー小説「王国」の連載が、『anan』の5月14日発売号にてスタートしました。

「王国」の内容

国際協力事業団の調査員で「海を守る仕事」に就く父の転勤で、幼少期を南の島で過ごした浜崎朔也と弟の元樹は2年ぶりに日本に帰国した。難病を抱える母の病状が悪化したため、父を島に残し3人は母の故郷、S県松ヶ崎市で暮らすこととなった。母の実家は白珠湾の中央に位置する港町にある。祖父はすでに他界し、祖母は漁港で人気の食堂を営んでいた。「海の底には城がある。城に住むのは珊瑚の女王と、九人の騎士。彼らにより美しい海は守られている」――幼い頃に見た「海の王国」の映像が、朔也の脳裏にたびたびよみがえる。なぜなら、ある事件をきっかけに、「海を守る仕事」は朔也自身の将来の夢へと変わっていたからである。

湊さんは、本作について、「海を舞台に、『守る』をテーマにしたミステリー。イケメンがいっぱい登場するので、推しのあの人この人を思い浮かべながら、お楽しみください!」とメッセージを寄せています。

湊さんといえば、 収録作「海の星」が日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した『望郷』や、湊さんが青年海外協力隊として赴任した南洋の島トンガを舞台にした『絶唱』など、海にまつわる作品でも評価を受けています。雑誌『anan』は、毎週水曜発売! ぜひ、待望の連載を追いかけてみてはいかがでしょうか。

 

著者プロフィール

湊かなえ
みなと・かなえ。1973年広島県生まれ。デビュー作の『告白』は2009年本屋大賞を受賞。「望郷、海の星」で日本推理作家協会賞短編部門、『ユートピア』で山本周五郎賞を受賞。『贖罪』はエドガー賞候補となる。最新刊は『C線上のアリア』。

 

連載開始号はこちら

anan2446号

『anan(アンアン)』2025年5/21号
発売日:2025年5月14日
発行所:マガジンハウス
定価:800円(税込)
雑誌コード:20483-05/21

 

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