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【「#一人暮らし女子応援本」連載vol.3】節約しながらおいしいごはんを楽しもう!『1週間2000円 ひとり暮らしごはん』

【アイキャッチ】_ひとり暮らしごはん

一人暮らし女子必読!「おひとりさま」生活を豊かにする本8選

かわいいインテリアを取り揃えてみたり、近隣のおしゃれなお店を巡ってみたり……いろいろと楽しみが尽きない女性の一人暮らし。とりわけ春は、進学や就職がきっかけで、一人暮らしを始める女性が多いのではないでしょうか。新生活に胸を躍らせる一方、家事、お金、防犯など、一人暮らしデビューでは日常生活にまつわる悩みや不安がつきものです。

「一人暮らしの料理ってどうしたらいいの?」「お金をやりくりしながら、自分の好きなことも楽しむには?」
「ほんのひきだし」では、こうした一人暮らしの疑問に答え、充実した「おひとりさま」生活をサポートする本を短期連載形式でご紹介します。

今回は、『1週間2000円 ひとり暮らしごはん』(ナツメ社)をご紹介します。食費を1週間2000円と安く抑えながら、簡単に作れる一人暮らし用のアイデアレシピが満載の節約レシピ本です。ぜひ書店店頭で手に取ってみてください。

 

『1週間2000円 ひとり暮らしごはん』書影

1週間2000円 ひとり暮らしごはん
著:Hana
発売日:2024年5月
発行所:ナツメ社
定価:1,430円(税込)
ISBN:9784816375590

【内容紹介】
●プロローグ
・3食×7日間 1週間2000円のルール5
・1週間分の食材&作りおき
・献立シートを活用して1週間の献立の立て方をおぼえよう!
・Hanaの1週間献立シート
・Hanaのある1週間の朝・昼・夜の献立
・毎日のHanaのルーティーン
●PART1 これだけあれば安心! 副菜おかずBEST20
●PART2 実は簡単! 作ってみたい手作りパンBEST5
●PART3 メインだけ作る 夜ごはん30
●PART4 気分で選ぶ とっておきごはんとおやつ

 

手取り16万円から生まれた、リアルなひとり分の節約ごはんを紹介!

節約というと、我慢の連続や、あまり食べない食生活をイメージする方も多いですが、Hanaさんは「食費を節約しても、美味しいごはんはあきらめたくない!」という思いから、手取り16万円という限られた予算の中でも工夫して、さまざまな節約料理を作ってきました。本書は、そんなHanaさんの初の著書となります。読者層をあえて「ひとり暮らしの方」に限定して、使いやすい本になるよう工夫されています。

本書のポイント

①食材や調味料はできるだけ少なく。料理初心者さんでも失敗しないよう、できるだけ簡単なレシピにしています。
②何かと大活躍する作りおきの副菜は、20レシピを厳選。出来上がりの量も、傷む前に食べきれる量を想定しています。
③夜ごはんのメインおかずは、パパっと作れるものに。鶏肉やひき肉など、安い食材をうまく使って、バリエーションも豊富にしました。
④実は買うより作った方が安上がりなパン。HanaさんのSNSで大人気のベーグルなど5つのレシピを紹介しています。

『1週間2000円 ひとり暮らしごはん』_おすすめポイント①

 

食費を1週間2000円に収めるコツがわかる!

3食×7日間で「食費2000円」にするコツを、巻頭でていねいに紹介しています。ひとり暮らしを始めたばかりの方や、節約を意識してこなかった方にとって重要なのが「献立の立て方を覚えること」「1週間分の献立に沿って、買い物をすること」です。

そこで本書では、Hanaさんが実際に使用していた「献立シート」を掲載。実際に書き込みながら、献立の立て方を覚えることができます。またその他にも、1週間分の食材写真と、その食材を使用した1週間分の作りおきの写真を掲載したり、Hanaさんのある1週間の朝・昼・夜の献立の展開例を紹介したりして、読者の方がイメージしやすいようにしています。

 

『1週間2000円 ひとり暮らしごはん』_おすすめポイント②

 

節約しながらも、食事を楽しむアイデアが満載!

「千円札2枚でも、少しのアイデアがあれば、毎日の料理や生活は楽しいものになる」というのが、Hanaさんがこの本を通して、みなさんにもっとも伝えたいことです。そこで、最後の章には、「気分で選ぶ とっておきごはんとおやつ」が掲載されています。「海外に行きたいときに作りたいブンチャー」や「落ち込んだ日に作りたいレモンクッキー」など、自分を元気にしてくれるレシピが満載です。

ほかにも、作りおきの副菜おかずでは、キッシュやハニーマスタードポテサラといったデリ風のものを、メインおかずでは、ルーローハンやポルトガルのキャロットスープなど、ちょっとした非日常感を味わえるものも紹介しています。なかでもおすすめなのが、SNSで大人気だったベーグルやシナモンロールなど、ほかの節約レシピ本にはないパンのレシピです。簡単かつ安価に作れてQOLが上がるので、ぜひ試してみてください!

 

『1週間2000円 ひとり暮らしごはん』_おすすめポイント③

 

著者プロフィール

『1週間で2000円 ひとり暮らしごはん』著者画像

Hana
1週間分、1日3食を2000円で作る料理動画が話題を呼び、20代の同世代を中心に多くの女性に支持されている。2023年にSNS活動を開始後、1年弱でYouTube登録者数は20万人、Instagramフォロワー数は39万人、TikTokフォロワー数は11万人を突破。現在のSNS総フォロワーは135万人。2025年3月に、待望の第2弾『帰宅後30分で完成! 爆速夜ごはん』(ナツメ社)が発売された。

 

著者からのコメント

ひとり暮らしを始める前日、新しい家への引っ越しを手伝ってくれた母に気づかれないように、
ベッドの上で一人静かに泣いていたのを今でも覚えています。

友達も居ない場所で、初めて“社会人”として始める仕事。
田舎から出てきた私にとっては毎日の満員電車に慣れるのも精一杯でした。

最初から全てを完璧にできる人は一人も居ません。
少しずつ仕事を覚え、少しずつ料理や家事を学んで、一人で生きていく術を学んでゆく。
不安や恐怖、心細さを感じるその瞬間こそが、あなた自身が成長している瞬間なのです。
だから未来を不安に思わないでね。あなたはこれまで以上に強くなってゆくのだから。

新しいステージに一人で飛び込むあなたがどれだけ強くて、勇敢であるかを忘れないでください。

皆さんにたくさんの幸せが訪れますように!

 

編集者からのコメント

読むと前向きになるレシピ本。そんな一冊を目指しました。「たった2000円でも、アイデアひとつで毎日の料理や生活は楽しいものにできる」というHanaさんのマインドを少しでも伝えられるように、ふつうの節約レシピ本には掲載しないレシピも盛り込みました。作りおきの副菜で先頭を飾っているのはキッシュですし、ベーグルやシナモンロールといったパンは、買うか、我慢すればいいものかもしれません。ですが、実際に作ってみると、作る工程自体が癒されますし、出来立ての美味しさは格別!  お弁当にかわいいキッシュが入っていたり、朝食が自分で作ったベーグルだったりすると、「少し素敵な自分」になれたようで、自己肯定感も上がります。

Hanaさんも編集も思い入れがあるのが、本書の最後に掲載している「気分で選ぶ とっておきごはんとおやつ」という章です。料理を作るシチュエーションは様々ですが、読者の方が落ち込んだ時、元気がない時に寄り添うレシピになればという思いで掲載しました。

新生活をスタートさせる方はもちろん、ひとり暮らしのベテランになった方も、この本を通して楽しみながら節約スキルを獲得し、日々の生活を充実させていただけたら嬉しいです。