住野よる最新作『歪曲済アイラービュ』は読者へのラブレター!?
『君の膵臓をたべたい』や『か「」く「」し「」ご「」と「』などのベストセラーで知られる住野よるさんの最新作『歪曲済アイラービュ』が、12月18日(水)に発売されます。
発売に先駆けて特設サイトがオープンし、住野さんから読者へのコメントが寄せられています。
※画像はティザー画像です。実際の書影とは異なります。
『歪曲済アイラービュ』
著者:住野よる
発売日:2024年12月18日
発行所:新潮社
定価:1,760円(税込)
ISBN:9784103508342
住野さんにとって第12作目となる『歪曲済アイラービュ』。特設サイトでは、「住野よる、暴走」と銘打たれた本作のあらすじや、各章から抜き出した印象的な一文に触れることができます。
また、今作に込めた想いについて、住野さんから下記のコメントが寄せられています。
【住野よるさんからのコメント】
読者さん達にラブレターを書こうと思ったんですけど、真っ当に好きとか愛してるとか言いたくないんですよね。だって会ったこともないのに文字だけで遊んでる関係性ってまるで真っ当じゃないでしょ。不確かで歪んでてめちゃくちゃロマンチックだ。あなたに想いを込めて11編、短編小説を書きました。受け取ってください、住野よるの気持ちです。それにしても猫ミームって信じられないはやさで廃れたよね。
『歪曲済アイラービュ』あらすじ
世界が滅びるなんて、最高だ。
常識も正論もぶっ飛ばす、超弩級のジェットコースターエンタメ、開幕!
底辺YouTuberの生配信チャンネル「こなるんの予言ちゃんねる」で告げられたのは「世界の滅亡」。嘘か真か一切不明、けれど同じように「他人には見えない不思議なもの」が見え始め、終末を確信した者たちは、最後の行動に出る。
ずっと「いい子」だった女子高生も、本当は悪魔だという先生も、幼馴染の前で精神的自傷行為を続けてきた大学生も、職場の先輩のお料理教室に通っていたOLも、妻に愛の音楽を奏でる青年も、獣のように無垢な少女も。クレイジーなこの世を走り抜くために、皆「まとも」なままじゃいられない。振り切れた彼らが、なりふり構わず向かった先は――。
驚きと企みに満ちた、エキサイティングな全11篇。
【住野よるさん プロフィール】
すみの・よる。高校時代より執筆活動を開始。2015年、デビュー作『君の膵臓をたべたい』がベストセラーとなり、累計部数は300万部を突破。2023年『恋とそれとあと全部』で第72回小学館児童出版文化賞を受賞。ほかの著書に『また、同じ夢を見ていた』、『よるのばけもの』、『か「」く「」し「」ご「」と「』、『青くて痛くて脆い』、「麦本三歩の好きなもの」シリーズ、『この気持ちもいつか忘れる』、『腹を割ったら血が出るだけさ』、『告白撃』がある。
〉住野よる『歪曲済アイラービュ』特設サイトはこちら
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